元銀座ナンバーワンホステスが教える、モテ男、モテ女になるための心得

講談社

2013/7/23

こんな男に女は惚れる 大人の口説きの作法

ハード : PC/iPhone/Android 発売元 : 講談社
ジャンル: 購入元:BookLive!
著者名:檀れみ 価格:540円

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恋の季節っていつかしら。やっぱり定番は「恋人達の」と呼ばれるクリスマスもある人肌恋しい冬? 出会いだ別れだで盛り上がる春? 海や花火やBBQなどイベント目白押しの夏? 何でもいいから理由つけて秋? つまるところ1年中、恋の季節だったりするようだ。あー忙しい!

ところで、自分はモテると思いますか? 自信を持って「はい」と答えられる人は素晴らしい! けれど大半は「いやいや! モテないモテない!」と大否定に徹するのではないだろうか。しかし、モテないと自覚していながらも、合コンなどへ行ってその事実と向き合ってしまうと一人前に傷付いたりするものだ。ひとりで反省会なんかしちゃったりして、自分とあの人はどう違うんだろう? なんで自分はモテないの? と自問自答。そういう風に我が身を顧みれるうちは大丈夫。今ここに救いの手が差し伸べられようとしているのだ。

本書は、「モテる男」になるためのアドバイスが書かれているものでありながら、女性が読んでも大変ためになるような内容だ。元銀座ホステスの著者がホステス時代に心掛けていた振る舞いについても触れてあるということもあるが、総じて「モテる男」の振る舞いは「モテる女」にも通じるのだ。モテない人がついやってしまいがちなのが、自分を良く見せようとすることを意識するあまり、相手をきちんと見る余裕がなくなってしまうということ。モテるにはとことん相手を楽しませなければならない。かといって楽しませなきゃと必死になって完璧に取り繕ってしまうのも目的と方法が逆転してしまってNG。楽しませるというのは、気分良くさせると言い換えればわかりやすいだろうか。

例えば、本書の中で女性を褒める時の便利な言葉として挙げられている「意外と」という言葉。「君って、意外と家庭的なんだね」という台詞は、見た目はそうは見えないけれど、君の内面に隠された部分に俺は気付いたという事がさらりと伝えられるというのだ。確かに外見を褒められるより、内面を褒められることの方がはるかに嬉しい。会話は相手を気持ち良くさせてなんぼ! 重要なのはこの「会話力」。これはモテる女にも充分汎用できる部分であると思うのだ。では、男性を喜ばせるフレーズについて考えてみる。わりと有名ではあるが、男性との会話を盛り上げる「さしすせそ」なるものがあるのだがご存知だろうか?

さ→さすが!
し→知らなかった!
す→すごい!
せ→先輩ですね!
そ→そうなんだ!

男性を立てて、話に相槌を打つ究極形がこれである。少しの大袈裟さも会話を盛り上げるには(お酒の席なら尚更)必要だ。これに加えて、私は「素敵!」という言葉をよく使う。この言葉は実に便利で、外見や身に付けている物に対しても、エピソードや趣味などに対しても、振る舞いや内面に対しても、オールマイティに使えるのである。「カッコ良い」という直接的にイメージ出来る言葉より、「素敵」はその感じ方に広い意味を持たせやんわりと褒めることができる。それこそ、先に述べた「意外と」と同じ効果で、私だけはわかっていますというアピールの武器にもなり得るのだ。もちろん「意外と」だって男性に使っても効果あること請け合い!

相手を楽しませる「会話力」、これさえあれば多少の失敗も許される! そんな基礎がきちんとできたなら、「じっと見つめて視線を落とす」「会計は知らないうちに済ませる」「低めのトーンでゆっくり話す」等この本に書かれているような小ネタをどれくらい散りばめられるかが勝負となるのだ。そして、私は見逃さなかった。「自分に根拠のない自信を持つこと」という素晴らしいアドバイスを。これならできる! このままでも、明日から、いや今日からモテちゃうんじゃないの!? と希望が満ち溢れた。だが、「そう簡単にモテるわけないでしょ」なんていう冷静な声を聞こえない振りをするのが第一関門であるようで、それはそれでやっぱり難しいなあと一瞬にして現実的になり首を捻るのだった。大人になれば勝手に色々なものが身に付くと思っていたけど、作法ひとつ身に付けるものまだまだ苦労しそうだ。


恋愛に関して自分に自信がない人がほとんど

人は目で恋をするっていうもんね

小ネタを実践できるようにしておこう

根拠のない自信! 案外大事!
(C)壇れみ/講談社