終戦直前の日本、すべての人に当てはめた戦争の残酷さ

小説・エッセイ

2013/8/20

8月ということもあって沢山の戦争関連の物語を読んでいますが、この浅田次郎作品は、スケールという点で、他から秀でているのではないでしょうか。舞台は終戦直前の日本。北海道の先、オホーツク海に浮かぶ占守島(シュムシュ)。ソ連と目と鼻の先のこの凍土に集まる人々の最後の日々をクライマックスに、物語はすべての階級のすべての人々に... 続きを読む