『惡の華』の押見修造最新作! ある意味クラッシックな設定。でも続きが気になる!

更新日:2013/9/12

ぼくは麻理のなか 〈1〉

ハード : Windows/Mac/iPhone/iPad/Android 発売元 : 双葉社
ジャンル:コミック 購入元:紀伊國屋書店Kinoppy
著者名:押見修造 価格:540円

※最新の価格はストアでご確認ください。

ある日突然、好きだった女の子の体に入り込んでしまったー。こういう設定、そういえば昔あったあったと、懐かしむことしばし。好きな人への思いが募るあまりに、本人になってしまった「ぼく」。ソレは驚きます。

大学生になって、ひとり暮らしデビューを果たしたものの、友達もできず、引きこもってしまった主人公がコンビニで密かに見つけた天使、麻理。ストーカーのごとく彼女の後ろ姿を見つめるだけで満足だったのが、ある日突然彼女の体に入り込む。それはそれは年頃男子ならエキサイティングな出来事でしょうが、この主人公、なかなかに清純です。彼女の体を汚さないよう、お風呂も目隠しして入るほどで。そして男子の気持ちは持ち続けているので、女子同士の触れ合いにいちいち顔を赤らめどきどき。

そんな麻理の変わった様子をつぶさに観察している女子約1名。この子の存在は、なかなかミステリアス。麻理の中に「ぼく」が入ったことに気づき、本物の麻理はどこへ行ったのか、迷子探しが始まります。

面白いのは、麻理が「ぼく」の中に入ってしまったのかというと、そうでないこと。じゃぁ、僕の体にいるのはいったい誰なのか、麻理の「中身」はどこへ行ってしまったのか、続きが気になるところ。ちょっとエッチなコメディ系を予想していたのに、主人公のまじめさゆえ、なんとなく哲学的な雰囲気すら漂って、2巻へ続く。麻理を探し当てられるのか、どうやって僕の体に戻れるのか。展開が気になります。若い男女向けですね。


このまま行ったら完全にストーカー物語なのですが、ぼくは麻理のなかに….

ぼくはぼくのまま。女の子になるのも大変です

麻理のふりをすることすらできないほど、ぼくは麻理を知らない

そしてその変化にたった一人気づく女子