キッチンは“愛”の生産工場! 育てるにはキッチンのそうじがカギなのです

更新日:2011/9/5

幸せを呼ぶ「そうじ力」

ハード : PC/iPhone/iPad/Android 発売元 : SBクリエイティブ
ジャンル:教養・人文・歴史 購入元:電子貸本Renta!
著者名:舛田光洋 価格:315円

※最新の価格はストアでご確認ください。

家事の中でも一番苦手なのが「そうじ」です。できることならしたくない。でも、私がしなければ誰がする?
  
実はダ・ヴィンチ電子部で「そうじ」関連の書籍のレビューはこれで2回目。なぜかって? そう、人はできないから次から次へ同じテーマの本を買うのです。

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正確には以前のそうじ本で学んだことも実践して、継続しているんです。でも10のうち2つだけ。「掃除の時間は15分」と「食事の前、コーヒーブレイクの前にテーブルを拭く」ということだけ。当たり前のことですけどね。でも、ダイニングテーブルはこの実践でいつもキレイな状態になりましたよ。
  
しかし、「そうじ」不得意は克服していません。それにやっぱり、毎日シンクをピッカピカにはできないし、お風呂も気づけば…なんてこともあります。子どもが小さいから多少散らかっていても仕方がないと言い訳もしています。でも、やっぱりこのままじゃいけないと思っている。だから再チャレンジという思いも込めて読み始めました。
  
特に良かったのが、【特集】部屋別「そうじ力」実践法。玄関、リビング、キッチン、バスルーム、洗面所・鏡、クローゼット、窓、トイレの8ヶ所のそうじをすることの意味と効果を丁寧に説明しています。
  
例えば、「玄関」は幸運と不運の通り道。風水的な視点もあって、外と内の接点となる玄関が汚れていては、帰ってきたときどんよりした気分を引きずって部屋に入ることになりますよね。不要な傘がたまっていないか、雑誌や新聞の束が置いたままになっていないか確認して、不要なものはすぐに捨てる。捨てるだけなら数分でできますね。ちゃんとそうじのコツも書かれています。忘れがちな表札や靴箱、棚などもきれいにすること、照明を明るくすることで生活する人の心を明るくする効果があるそうです。
  
そうじの効果はビジネスの場でも取り入れられていて、業績がいい会社は社長が自らトイレ掃除をするとか、社員全員で掃除をする時間があるなど取り上げられています。だから「そうじ」をすると運気が上がるなんてことも信じ難くても、あるかもしれないと感じていました。そして本書を読んでかなり本気で運気までも上がるかもと思い始めています。
  
何はともあれ実践です。以前のそうじ本でもそうでしたが、書かれていること全部できたら素晴らしいけど、継続できないと意味がないので、自分の心に響いたことから実践します。まずは、「キッチン」。愛の生産工場なので家族を思う気持ちをいかんなく発揮するにはキッチンをきれいにすることだそう。使い終わったコップや鍋などをシンクに放置しない。賞味期限が切れたものを処分する。これから実践です!

部屋別「そうじ力」実践法を大きくしてみました。各部屋には大きな意味があるので、その意味を理解してするとそうじ意欲がわきますね

目次部分を標準サイズでみるとこの大きさです。画面をダブルタップで大きくなったり、元のサイズに戻ったりコントロールできます

「あなたの部屋はあなたの心の反映なのです」心に響く言葉ですね