紳士なようで肉食系――これぞ、大人の年の差恋愛
更新日:2011/9/6
娚の一生 (1)
ハード : PC/iPhone/iPad/Android | 発売元 : 小学館 |
ジャンル:コミック | 購入元:eBookJapan |
著者名:西炯子 | 価格:432円 |
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東京の大手電機会社に勤める主人公は、亡くなった祖母の田舎の家で、しばらく暮らすことに。そこへ、離れの鍵を持っている謎の男が現れて…。
大人の男性をこよなく愛する、ルナルーチェの老け専代表ちまみとチリでお送りします。
【ちまみ】いいよね、1巻の表紙。特に指先の優雅さ。大人の男好きとしては、お買い上げせずにいられないね。
【チリ】いいですねぇ。この表紙の男性・海江田さん(51)の横顔だけで、ご飯5杯ぐらいいけます。
【ちまみ】しかも!! こんなに紳士な外見、職業は哲学者の海江田さんなのに、やることは肉食なの。憧れだった主人公の祖母に離れの鍵もらうわ、そこで見た主人公に惚れ込むわ。
【チリ】恋に消極的な主人公に、グイグイ…グイグイッ! 迫りますからね。だけど大人の男なだけあって、ガツガツしてる感じがないの。主人公も大人だし、日常も普通にこなすし。年の差恋愛の距離感がすごく出てる。
【ちまみ】そうそう。やっぱ年の差恋愛好きとしては、あのセリフがグッとくるよね!
【チリ】ええ、ええ。あれでしょ。リアル感も切なさも飲みこんだ感じの、あの。
【ちまみ・チリ】「僕には、君ほど時間はあらへん」
【チリ】もーそんなこと言われたら、どうにかなるしかないですわ。一生海江田さんについていきます、ありがとうございました。あーこの先も駆け引き上手な海江田さんに振り回されるんだろうなー。
【ちまみ】あんた、妄想はまだまだお子様だね。そこでどうにかならない主人公だから、彼に惚れ込まれるんでしょ。私は、それでも進めない大人の主人公が背負ってるものに共感して、切なくてやりきれないよ!
【チリ】今、ダブルスコアなる、自分の歳と2倍以上離れた歳の相手との恋愛がはやりだそうだけど、そういうのに憧れる子たちが読むとますます、ダブルスコアいい! てなっちゃうかも。
【ちまみ】現に、筋金入りの年上好きの私達がなってるからね…。歳の差恋愛のバイブルにしたいコミックだね。
噂の海江田醇・初登場シーン。池の畔に佇むお姿が似合いすぎる51歳
それなりの歳の独身女性なら誰しもが経験する、親族の集まりでの会話…
自立している女性だから言えるこのセリフ。主人公はこうして、亡き祖母宅を購入することに
海江田醇の華麗な指先の動きに、主人公も釘付け(のはず)
年上の男好きにはたまらない、「彼の老眼鏡をかけてみる」シーンもこのとおり!
お気に入りの海江田ショットにしおりを付けて、海江田コレクションを作成。電子書籍ならではの利点 (C)西炯子/小学館