たった1分で「耳が悪い」を改善! 人気の治療院院長による奇跡の聴力回復法「耳シェイク」とは?
更新日:2019/2/28

世間では老眼や血圧、歯周病対策など、さまざまな器官へのアンチエイジング対策が溢れている。けれども「耳」はどうだろうか。唯一と言ってもいいほど、放置されているのが難聴への対策だ。
耳の聞こえが悪くなった人には補聴器がある。けれどもそれは耳そのものの機能を回復するのではなく、補助するものだ。メガネと同様に根本的に耳の働きを良くするものではない。
なぜ耳の健康に関する情報が少ないのか。それは、多くの疾患の原因がわからないからだ。例えば突発性難聴。これは大音量にさらされたなどの状態から、片耳が急に聞こえなくなる症状だ。けれども、MRIなどで検査をしても、耳に異常が見られる訳ではない。同様にほかの疾患でも耳のどこが悪いのか、原因を突き止められることはほとんどできないという。
■耳の不調の原因ナンバー1は?
この忘れられた器官ともいうべき耳のトラブルに活気的な提案をする人物がいる。『耳は1分でよくなる!─薬も手術もいらない奇跡の聴力回復法』(自由国民社)の著者で中医学に詳しい、日本リバース院長・今野清志氏である。今野氏は、これまで3万5千人以上の難聴を改善へと導いた人物。薬も手術もいらない耳の回復法を伝授している。
今野氏が詳しい中医学では、人体をパーツではなく、全身のつながりとして捉える。そのため耳だけではなく、体のほかの部分にも原因があると考える。もちろん、ひとり一人の体のコンディションは異なるため、理由は少しずつ違ってくる。けれども今野氏が数多く見てきた患者さんには共通することがあるという。
1. 血流の悪化
2. 内臓疾患
3. 自律神経の乱れ
耳が聞こえづらくなる最大の原因は、1の「血流の悪化」だという。人体を組織している細胞のひとつひとつは、血液によって栄養が運ばれている。なんらかの理由で血流が悪くなると、栄養不足になり、その器官の働きは悪くなる。
では、なぜ血流が悪くなるのか。血流を悪くしている最たる原因は、生活習慣にあり。アルコールやタバコなど、血液をドロドロにする習慣。また偏った食生活、そして運動不足など。今野氏いわく、「『老人性難聴』は、年をとったからなってしまうものではなく、生活習慣から起こる病気のひとつ」だという。
■「腸」と「生活習慣」を見直そう
「生活習慣病」という言葉あるように、脳卒中・心疾患・糖尿病などにならない生活をすれば、耳の聞こえも悪くなることはないという。そして生活習慣を見直せば、難聴の原因の2と3の「内臓疾患」や「自律神経の乱れ」を起こすこともない。
耳を健やかに保ちたければ、生活習慣を見直すべし。生活習慣といっても、漠然としているだろう。そこでまず今野氏が推奨するのは、2つ。ひとつは、「腸を健康にすること」。腸は耳の健康に影響をおよぼす、「血流」に大きく関わっているからだ。
腸に悪玉菌が繁殖すると有害物質が発生する。そしてこの有害物質は腸から血液に取り込まれ、ドロドロの血液へと変わってしまうからだ。そして内臓のなかでも最大の大きさを占める大腸は自律神経の働きにも影響する。腸の健康なくして、耳の健康もなし。
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