「人に嫌われたくない」はもう卒業!「他人の目」からフリーになる方法

暮らし

2017/12/19

『アソビくるう人生をきみに。 好きなことを仕事にして、遊ぶように生きる人生戦略』(あんちゃ/KADOKAWA)

 月に70万人以上が読んでいる人気サイト「まじまじぱーてぃー」にて「クソマジメゲスブロガー」として大活躍中のあんちゃさん。この度、これまでの人生を踏まえ「敷かれたレールの外れ方」をテーマに初著書『アソビくるう人生をきみに。 好きなことを仕事にして、遊ぶように生きる人生戦略』(KADOKAWA)を刊行されましたが、その記念に「他人の目」を気にしなくなる方法を教えてもらいました。

 はじめまして。クソマジメゲスブロガーのあんちゃです。
 私はいつも、こんな書き出しでブログを書いています。
 なぜこんな肩書をつけているかというと、クソマジメに働き方やコミュニケーションなどについて語るのも好きだし、下ネタや性の話(=ゲス)を語るのも嫌いじゃないから。
 26歳の乙女(自称です!)がこんな肩書で、しかも顔を出して「オランダのセックスミュージアムに行きました!」とか発信しているのが珍しいらしく、ブログのアクセス数はグングン伸びて、今では月に70万人の方に読まれるブログになりました。

 最近は各地のイベントに招いていただけることも増え、ブログのコンサルタントやセミナー講師などもしています。
 本書では、そんな私が「敷かれたレールの外れ方」をご紹介しています。
 何のとりえもない普通の会社員だった私が社会のレールから外れることができたんです。あなたも、きっとできます。
「自分にはどうせ無理」なんて思わず、ぜひ一歩前に踏み出してみてください。

●「他人の目」からフリーになる方法

 敷かれたレールから飛び降りたら、まわりの目を気にしないで生きられるようになる。人の目を気にしなくなったら、敷かれたレールから飛び降りられる。どちらが先かは分かりませんが、どこかで人の目を振り切ろうって決断をしない限り、本当の意味での自由にはなれません。
 なぜなら、人の目を気にしている限り、自分らしい生き方はできないからです。
 私はブログで発信するようになるまで、24年間他人の目と評価を気にして生きてきました。

「嫌われるのが怖い」
「否定されるのが怖い」

 そう思いながら自分の言いたいことを言えずに生きてきたんです。私は両親の離婚がきっかけで小学5年生のときに転校したんですが、最初、友達ができませんでした。
 もともと内気だったので自分からクラスメイトに話しかけられなかったのもあるんですが、一人で行動するのは嫌いじゃなかったんで、よく一人で図書室で読書していたんです。でも、だんだんとまわりの視線で気がつきました。
「友達がいなくて一人でいることは恥ずかしいことなんだ」と。そこではっきりと、「まわりの人に嫌われたくない・仲間外れにされたくない」と自覚したのをおぼえています。特に思春期の女の子は派閥のようなグループで一緒に行動することが多いので、なんとかそのグループに入れてもらおうと輪の中に入る努力をしました。グループのはじっこで、へらへら笑いながらみんなの意見に賛成するだけの存在だったんです。学生時代はずっとそんな感じで過ごし、社会人になって会社に入ったあともこの性格は直りませんでした。

「先輩にかわいがられたい」
「仕事ができない奴だと思われたくない」
「上司に嫌われたくない」

 本当は別の仕事がしたくても、本当は早く帰りたい日も、周囲にどう思われるかが不安で言いだせなかったのです。
 そんな私に変化が訪れたのは、会社以外で人と会うことが多くなってからです。
 人の目を気にせずに自分のやりたいことを実現している人たちと触れ合ううちに、自分も「あちら側の世界」に行きたいと思うようになったんです。
 その時私は、なぜそんなに他人の目が気になるのかを考えてみました。

・他人の目が気になるのはなぜか? → 人に嫌われたくないから
・なぜ嫌われたくないのか? → 自分がひとりになってしまうのが怖いから
・なぜ一人になるのが怖いのか? → 一人を笑われるのが恥ずかしいから
・なぜ恥ずかしいと思うのか? → 自分は人より劣ってると感じてしまうから

 そうやって不安要素を突き詰めていくと、根本の原因は、「自分に自信がないから、自分で物事を決めるのが怖かった」んです。
 その結果、「自分がどうしたいか」よりも「まわりはどうするのか」「まわりの人の決断に自分も従う」ことばかり考えるようになっていました。

 ただ、そうはいっても、人の目はどうしても気になるものです。人の目を気にならなくするためのファーストステップは、「自分はこう思うという軸を持つ」こと。
 自分と違う考え方の人がいても、「この人はそうかもしれないけれど、自分はこう考えるな」って受け止める。逆に、自分に対して、「それは間違ってる」と言われても、「そういう考えもあるんだな」と受け止める。
 そこで相手に反論する必要はなく、相手に自分の意見を押し付ける必要もありません。自分と全く同じ人生を歩む人は1人もいないように、自分と何もかも全く同じ考えを持つ人なんていないからです。

 結局、人の目を気にするのは、自分が否定されるのが怖いから。でも、そういう人って、自分とは違う考えの人を否定するものです。そうやって排除し合うから、「みんなと一緒でいれば安全だ」という考えになるんです。
 そして、できれば自分とは違う考え方の人と、積極的に出会うこと。
 相手をムリに好きになる必要はありませんが、「どうしてこういう考え方をするんだろう」って興味を持つと、理解するきっかけになります。

 他人の目からフリーになるには、「自分はこう思っているけど、世の中にはいろんな考えの人がいて、いろんな生き方をしている人がいるんだ」って知るのが一番なのです。
 自分と同じ考えの人しか知らないから、レールからちょっとでもはみ出すのが怖くなる。
 世の中にはいろんな人がいるんだって分かれば、「自分も好きに生きていいんだな」って楽になれますよ。