浮気や不倫がバレたときに使える「魔法のポーズ」って?

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2018/2/2

『気づかれずに主導権をにぎる技術』(ロミオ・ロドリゲスJr./サンクチュアリ出版)

『気づかれずに主導権をにぎる技術』(ロミオ・ロドリゲスJr./サンクチュアリ出版)は、従来のメンタリズム本に飽きてきた方におススメ。仕事、恋愛、人間関係において「自分が主導権を握る」ための、ややブラックなメンタリズムを紹介している一冊だ。

 著者は香港に生まれ、幼いころよりイギリス、カナダ、日本と様々な国で暮らし、世界各国の「アウトロー」との交流があったという異色のメンタリスト。

 本書はアウトローたちとのエピソードと共に、「上司や後輩、恋人などの人間関係に振り回されることなく、『自分中心』の人生を生きていくため」の心理術を伝授している。

■膠着した会議に一言でケリをつける方法――相手から「イエス」を引き出す

 意見が平行線をたどり、膠着状態に陥った会議。「早く終わってほしいけれど、平社員の自分が仕切るわけにはいかないし……」と、イライラしながら時間が過ぎるのを待つような経験はないだろうか?

 そんなとき、言葉の使い方を少し変えるだけで、状況を打破する方法がある。

「ここにいるみなさんも知っている通り、○○の案件はそれぞれ譲歩することがお互いの利益になると思いますが、いかがでしょうか?」

 ポイントは「みなさんも知っている通り」です。

 大半の人間は、「知らないことは恥ずかしい」という認識を持っている。よって、「平社員の自分の意見」ではなく、「もちろんみなさんご存じでしょうけど」という体で、会議の膠着にケリをつけるのだ。

 この方法は会議の方向を、自分の望む流れにしたい場合にも使える。重要なのは、相手の自尊心に関わる言葉を入れること。他にも「このような難しい判断は○○部長以外にはできないと思うのですが……」といった言い方もOK。

 会議に限らず、相手に「イエス」と言わせるのに効果的な心理術だという。

■浮気や不倫がバレたとき「修羅場」を収める魔法のポーズ――男女の駆け引きで優位に立つ

 男女の修羅場を丸く収めることが巧いギャングの男がいたとか。自分の浮気がバレてしまったとき、その男がやっていたのは「思いっきり抱きしめる」ことだったという。

 メンタリズム的には、抱きしめ方にも、ポイントがある。

 お互い向き合った状態で、相手を自分の膝の上に座らせ、強く抱きかかえるようにするポーズ。そして、相手の興奮状態を落ちつかせることに集中するのだ。

 これを「ベイビーホールド効果」と呼ぶ。人間は元々赤ちゃんのときから「抱っこ」の姿勢で落ちつくようにできているのだとか。

 女性が暴れても、我慢して抱きかかえ続け、興奮状態が収まってきたところで、ゆっくりと「お前を愛しているよ」など、愛の言葉をささやくと効果大。

 ただし、この「ベイビーホールド効果」が役立つのは、相手の自分に対する愛情が残っているときだけ。自分への愛情がまったくない女性にやっても効果がないそうなので、ご注意を。

 その他、
・「カタレプシー」を誘発して部下に急なお願いをする
・結論をなかなか出さないお客様を即決させる「二者択一」の力
・周囲の人間が「敵」か「味方」かあぶり出す魔法の言葉
・彼氏へのお願いは「右耳」にささやいたほうがいい

 などなど、仕事にプライベートに役立つ心理術だったり、

・後輩にナメた態度をとらせない「シャークゲージ」
・借金回収率100パーセントの男に学ぶ極めて合法的な脅し方

 といった、上級者向けメンタリズムまで紹介されている。

 どれもこれも「悪用は禁止」だ。他人を傷つけず、自分の人生をより豊かにするためにだけ、活用してほしい。

文=雨野裾