男の顔は名刺がわり! ビジネスシーンで損をしないために…「顔筋」を鍛えよ!

ビジネス

公開日:2018/3/1

『男は顔が名刺』(Katsuyo/主婦の友社)

「男は顔が名刺」と聞いてドキッとした人は、まだ自分の顔に自覚を持っている人。「でもまだまだ日本の男性は自分の顔に無自覚な人が多いですね」と語るのは美容家のKatsuyo氏だ。

 Katsuyo氏は顔筋の専門家として、女性へはもちろん、ビジネスマンが公の場でプレゼンテーションなどを行うときの表情の作り方についてもアドバイスを行っている。
「ビジネスの場では、男性もその表情に注目が集まります。そしてその表情ひとつで、第一印象が決まったり、重要なビジネスシーンでの可否が決まったりするのです」。

 そして人の表情は、顔の筋肉をケアすることで変えられるのだという。ビジネスシーンのどういう場面でどんな表情をすれば、仕事がうまく進むのか? その考え方やノウハウが詰まっているのが3月1日に発売になった『男は顔が名刺』(主婦の友社)だ。

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 Katsuyo氏によると、初対面での顔の印象は0.2秒で決まり、その印象は、日ごろの「表情ぐせ」で決まるという。

顔を3つのパーツに分けたときに一番長い部分が一番相手に印象を与える部分

■悪印象を与える表情は、顔の「コリ」にあった!

「NGな表情のすべては顔のコリにあるのです」と続けるKatsuyo氏。たしかに、我々は日ごろから意識せずにみけんにしわを寄せたり、物を食べるときに片側だけで噛んだりしている。「そういった極端な筋肉の使い方や左右アンバランスな筋肉の使い方がみけんのしわや口角の左右差を生むのです」。

 それがさらには、NGな顔の印象の原因になってしまうそう。「ですからまずは、自分の顔が相手にどんな印象を与えているか、周囲に聞いてみるなどするといいでしょう」。

 自分では意識していなくても、日ごろの顔の筋肉の使い方が相手への印象の良し悪しを左右しているとしたら、これは大きなビジネスチャンスを逃しているともいえる。

プレゼンの場に挑む際には、緊張が表情に表れないように余裕をもつことが重要。その際にも顔の筋肉をどう使うかが重要になる。

■まずはパーツごとに顔筋の意識を

 では、顔の印象を決める筋肉をどう制していけば、ビジネスシーンの場で成功を生むような表情をつくることができるのだろうか?
「多くの男性は、口元、口角、ほお、目元といったところにある筋肉にコリがあり、それが悪印象を生んでいます」。だからこそ、これらのエリアにある筋肉を、「まずはほぐすことが大事」ともKatsuyo氏は語る。

「男性も女性と同様に顔の筋肉を使うことをもっと意識して欲しいのです。ちょっとでも筋肉を意識することで印象がぐっと変わり、それがビジネスでのチャンスや成功につながっていきます」。