手に入れるのは至難のワザ!?「奇跡の弁当」と評判の“チオベン”が家で作れる!

食・料理

2018/3/16

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『チオベンの弁当本』
(山本千織/KADOKAWA)

 山本千織のお弁当レシピ本『チオベンの弁当本』(KADOKAWA)が話題を呼んでいる。
 チオベン(chioben) は、著者の山本の屋号および、山本の作るお弁当のこと。山本は普段、テレビの撮影現場や雑誌の撮影スタジオなどのロケ場所に、お弁当を届けている。それが体形キープや健康に関心の高い芸能人やモデルに評判を呼ぶように。女優やモデルでもファンを公言している人も多く、山本が1冊目に出した『チオベン 見たことのない味 チオベンのお弁当』(マガジンハウス)の帯のコメントは女優・小雪さんが、3月に発売された新刊『チオベンの弁当本』には雑誌VERY(光文社)の専属モデル・滝沢眞規子さんが推薦文を寄せている。

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 山本の作るお弁当は、色鮮やかだ。普段チオベンとして売っているものは、約10種類ものおかずが入っている。塩味はもちろん、酸味、甘み、油分など、一つ一つのおかずが他のおかずと異なる味わいになるよう計算されている。調理法も揚げる、煮る、蒸すなど、すべて異なる。ひとつひとつのおかずに手間をかけ、時間がたってもおいしい状態でいられるよう工夫されている。一般の人が手に入るのは、イベントのときのみなので、「奇跡の弁当」「一生に一度は食べてみたい弁当」と言われているほどだ。

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 しかし、『チオベンの弁当本』で紹介されているのは、本来のチオベンとは、少し異なる。チオベンを家で作るのは難しいので、ハードルをかなり下げたお弁当おかずを提案しているのである。
「今回のお弁当本では、1つのお弁当に3つのおかずしか入れていません。メインのおかずはちゃんと時間をかけて作るもの、2つめのおかずはすぐに作れるもの、3つめのおかずは作りおきできるものにしました。これならちょっと頑張れば作れる、日々続けられるのではと思いました」(山本)。

 つまり、チオベンのおかずをちゃんと家で作れるよう、工夫に工夫を重ねてあるということのようだ。
「おかずを3つに絞るのに苦労しました。3つでご飯が進むように完結しなくてはいけないので、主菜が揚げ物なら、他のおかずはさっぱりした酢の物と、甘みのある煮物にしようなど、バランスを考えました。また、私のお弁当には仕切りがないので、それぞれのおかずを一緒に食べてもおいしいような工夫もしています」(山本)。

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 本書では、山本が普段作っている自家製調味料のレシピも惜しみなく掲載しているほか、特別な日の行楽弁当も提案している。
「おかずに対しては出し切った!という感じです。季節で分けて提案していますので、そのときのおいしい食材でぜひ作ってみてほしい。それほど難しくないレシピも載っていますので、お弁当初心者の方、普通のお弁当に飽きた方にぜひ試してほしいです」(山本)。

山本 千織
東京・代々木上原を中心に「chioben」として弁当の販売を始め、モデルやスタイリストなどの間でそのおいしさが評判に。現在はパーティなどのケータリングも行っている。なかなか食べられないお弁当として評判で、イベントなどで出品するとまたたくまに売り切れることでも有名に。https://www.instagram.com/chiobenfc/