婚活は転職面接と同じ…? あなたは「結婚への志望理由」を説明できるか【働く女の「モテ道場」】

恋愛・結婚

2018/3/20

 就職活動や転職活動と切っても切り離せない自己PR。完成度を高めるには、綿密な自己分析や企業研究、業界研究が必要です。自分の経歴をストーリー立てて面接官に説明し、自分の経験、スキルがどう活かせるかアピールしなければなりません。実はこれ、恋愛にも役立ちます。仕事も恋愛も充実させたい働く女性のみなさんには、ぜひ考えていただきたいテーマです。さっそく解説しましょう。

■「婚活がつらい」のはなぜ…?

 仕事するなら「就活」、恋愛結婚するなら「婚活」と言われはじめて長らく経ちます。働く女性のみなさんは20代前半の頃に就活をして、キャリアをスタートさせた方が少なくないでしょう。30~40代であれば、数度の転職を経た方もいるでしょう。

 私自身は20代の頃にファッション業界でキャリアをスタートさせました。アパレルの販売員として働いた後、1995年にアパレルセールスコンサルタント会社を起業。その会社の一事業として結婚相談所を立ち上げたのは2009年で、「婚活」という言葉が使われはじめた時期と重なります。

「就活がつらい」と嘆く大学生はいつの時代も多いものですが、30代以上の女性も就活生と同じく、婚活に強い抵抗を感じています。なぜなら、これまで男性と肩を並べて働いてきたのに、婚活の場ではモテファッションに身にまとい、モテテクニックで男性に媚びなければならないと思っているからです。

 事実、こちらの記事でお伝えした通り、手抜きの結婚相談所は高年収の女性に「男性に疎まれるから」と年収を隠すよう促したり、「趣味は無難にお菓子作りでいい」と型にはめるようなアドバイスをしたりします。

■30過ぎて小手先のテクニックに頼るな

 しかし、婚活は就職活動より転職活動に近いでしょう。「人と一緒」であることより、「人として輝いている」ことをアピールすべきだと考えます。

 もちろん、「将来の可能性」を判断する新卒の就職活動で基本的なマナーや学歴、学校の成績、自社への適応能力が重視されるのと同じく、20代で恋愛結婚したいなら育ちの良さをアピールしたり、合コン「さしすせそ」(=さすが、知らなかった、すごい、センスいい、そうなんだ~)を駆使したりすれば、エリート候補を捕まえられるかもしれません。

 でも、30歳を過ぎたら、その場かぎりのテクニックは即バレます! 自分が無いからつまらないんです、そんな年増女。初回はまだしも、2回目のデートはありません。もはや「ぶりっ子」してればいい時代でも年齢でもありません!

■浅野ゆう子のコメントに学ぶ「筋の通し方」

 じゃあ、どうすればいいのか? 年齢が上がれば上がるほど、「今までどうやって生きてきたのか」に筋を通さなければなりません。57歳で結婚された浅野ゆう子さんのコメントではありませんが、ある程度の年齢になれば、「こうやって生きてきたから、こういう人と手を取り合って、これからこんな人生を生きていきたいと思っている」という、“結婚への志望理由”が重要になります。逆に言えば、筋を通していて、人間としての魅力があれば、何歳になっても結婚できるのです。あなたは、あなたの人生の説明をして、人を感動させられますか?

 婚活をするなら、「私がどういう人間で、周りにどう見られているか」を立ち止まって考えてみましょう。分かっていると思っていても、自分の認識と周りの認識は違うかもしれません。分からないなら周りに聞いてみましょう。と言っても、親や女子会友達に聞いてはダメですよ。人生相談の一環で、会社の先輩に聞いてみるのはOKです。

■30代で「無料のセフレ」になってないか?

 35歳を過ぎれば、計画性なく過ごしていてはダメ。分析して戦略を立てましょう。生き方も考え方もユルユルではそのままです。とくに貞操観念がユルユルなのはもっとダメ。

 でも「私はモテないわけではない」と主張するアラフォー女性もいますよね。男は本能の生き物だから、30代でもセックスの相手はしてくれます。でも、歳をとっていく。恋愛して、付き合って、どうするの? その先に結婚がなければ、セフレのようなもの。セフレになるのは興味本位の20代前半か、閉経後の50代からで十分です。結婚したい30代が「無料のセフレ」になるのはやめましょう。

文=citrus 植草美幸