あだなをつけるように自分にタイトルをつけよう! 幸せな未来の近づけ方

暮らし

2018/6/25

『自分にタイトルをつけるだけでステージがあがる』(小出直子/みらいパブリッシング)

 自分にタイトルをつけると思い通りの未来が訪れ、人生がステージアップするという。そんな「私を輝かせてくれる魔法のメソッド」を教えてくれる1冊が『自分にタイトルをつけるだけでステージがあがる』(小出直子/みらいパブリッシング)。自分発見マイ・シンボルコンサルタントの小出直子氏は、デザイナー、アートコーディネーターとして、ダライ・ラマ法王の音楽プロデュースを手掛けるなど世界でも活躍中。小出流の、マンダラを利用して「タイトル」を実現させる方法とは?

 その人を示すキャッチフレーズ、キャッチコピーを小出氏はタイトルと呼んでいます。たとえば、AKB48のメンバーが自己紹介の最初につける、簡単な自分をアピールすることばや、アントニオ猪木氏の「燃える闘魂」のこと。「タイトルは自分のセルフイメージを上げて自分の夢を形にしていくためのツール」であり、「自分に起きていることを客観視できる」という効果もあるといいます。

「名前は、親からの愛と祈りが込められたファーストタイトル」という著者によると、野球選手のイチローは、本名の「鈴木一郎」からキャッチコピーのような「イチロー」という名前に改名してから、本当の舞台が用意されたのだそうです。一番の1、ひとりの1、ローは男の子。

 タイトルはひとつとは限りません。ほしい未来の数だけ作ってよいと著者は述べます。本書には、効果的なタイトルをみつけるためのワークが複数紹介されています。

 たとえば以下のような質問に対して、“例”にあるような、しっくりくる動詞をみつけて文章を完成させていくと、自分のタイトルを見つけることができます。

あなたの夢・願望を実現するためにとる決意と行動はどのようなものでしょうか。そのあなたを表す動詞は何でしょうか?

 例:飛ぶ、走る、行く、会う、働く、学ぶ、遊ぶ、座す……

私の進化のため、私の決意と行動のための動詞は【    】です!

 こんなふうにいくつかのワークを進めるうちに、あなたのタイトルが決定していきます。

タイトルは、大変な時こそパワーを発揮する

という著者が、楽に早くタイトルどおりの自分を実現させるために使うのは、「マンダラ」。マンダラの形とは、「宇宙へも広がるような世界観を、ある一定の約束事に沿って配列している」もので、東洋的な世界観のシンボルであり、ビジネスにおける問題点の発見や解決の手法にも多用される、きわめて現実味のある概念なのだそう。

「宇宙意識と人間意識の完全性のシンボル」であるマンダラを、図解と説明にそって難なく作成することができるのも本書の魅力のひとつ。自分で完成させたマンダラは、そのときの自分だけのもの。困ったときや何かを乗り越えたいとき、変化したいときなど、節目節目で作成してみると、きっと何かの答えをくれるはずです。他にもマイ・シンボルコンサルタントの小出氏ならではの、シンボルパワーの活用方法も紹介されています。本書には、お財布や手帳に入れて肌身離さず持ち歩けば、次第に道が切り開かれていくという「願いを叶えるマンダラカード」といううれしいおまけもついています。

文=泉ゆりこ