夏バテ知らずの「すっぱい料理」レシピ! きゅうりも豚肉も好みの酸味で味づけ!【作ってみた】

食・料理

2018/7/8

『すっぱい料理』(飛田和緒/産業編集センター)

 本格的な夏の到来により、一気に食欲が落ちてしまっていませんか? 夏バテだからと食べないと力も出ず、さらに逆効果に。そんな時には、酸味が効いた料理で、体の中をスッキリさせましょう。

『すっぱい料理』(飛田和緒/産業編集センター)では、酢、梅干し、柑橘、ヨーグルトなど、いろいろな酸味を与えてくれる食材を使った“すっぱい”料理レシピがたくさん紹介されていて、すっぱいもの好きだけに限らず、夏バテ気味の人にもぴったりな1冊です。この中から、野菜、肉、乾物とすっぱい調味料を掛け合わせた3品を実際に作ってみました。

1、ごまの香ばしい香りが食欲そそる「きゅうりのごま酢和え」(P.19)

 きゅうりに塩をふり、板ずりして10分ほどおく。黒ごまは、フライパンで炒り、香りがしてきたら鉢に入れて半ずりにし、ここに砂糖、しょうゆ、酢を混ぜ入れる。板ずりしてしんなりしたきゅうりを麺棒でたたき、ひと口大にしたら、先ほどの黒ごまが入った器に入れ、千切りしたしょうがと一緒に入れて和えれば完成。

 1品目は、野菜にすっぱい調味料を合わせたレシピです。板ずりして、しんなりしたきゅうりに、甘酸っぱい味がしっかり染みてさっぱりしているけれど、炒って香ばしくなった黒ごまがたっぷりかかっていることで、全体を奥深い味わいに仕上げてくれていました。しょうがの食感や辛みもいいアクセントに。

2、後味さっぱり!もりもり食べられる「豚肉の甘辛酢焼き」(P.56)

 片栗粉を豚肉1枚ずつにまぶし、サラダ油を熱したフライパンで焼く。焼けたら、酒・砂糖・しょうゆ・酢を合わせた調味料を加えて、よく絡めれば完成。

 2品目は、お肉とすっぱい調味料を合わせたレシピです。ベースとなる甘辛いたれに、酢を加えることで、食べた瞬間は甘辛さを感じつつ、後味はかなりさっぱり。夏の暑い日に元気がないと、なかなかお肉は食べられなかったりしますが、これなら胃がもたれることもないのでもりもり食べられ、力をつけたいときにぴったりの一皿です。野菜と一緒に炒めてもおいしいですよ。

3、梅干しのすっぱさがクセになる!「乾物の梅オイル炒め」(P.80)

 鍋に、オリーブオイルと水で戻した干ししいたけ、切り干しだいこん、ひじきを入れて炒める。全体にオイルがよくなじんだら、しょうが、酒、梅干しを種ごと入れ、さらに炒める。最後に味をみて、しょうゆでととのえれば完成。

 3品目は、乾物と梅干しを組み合わせたレシピです。すっぱいものの代表に“梅干し”がありますが、ここでは重要な調味料として梅干しを種ごと使いました。こうすることで、種からも味が出て、より梅の風味が強くなります。実は今回、乾物、梅干し以外に、オリーブオイルも加わるという、摩訶不思議な組み合わせのレシピで、最初は全く味のイメージがつきませんでしたが、食べてみると、オイルが乾物をコーティングすることでしっとりした食感になり、そこに梅干しの酸味が加わって、ひと口食べると次から次に箸が進む、クセになる一品でした。白ご飯のお供にもおすすめです。

 ここでは、すっぱい調味料を使った和食レシピを作りましたが、ほかにも洋・中・アジアンなど、バリエーション豊かで、しかも、まろやかな酸味から本格酸味なものまで紹介されているので、すっぱさの好みに合わせて、レシピをチョイスしてみてください。

すっぱい料理で、暑い夏を乗り越える!

 すっぱい料理というと、正直なところ酢の物くらいのイメージしかありませんでした。でもここでは、酢、柑橘、梅干し…というように、酸味にもいろいろな種類があり、何を使うかによって、違った酸味を楽しめることを改めて気づかされました。特に今のような暑い時期には、“酸味”は欠かせない存在です。ぜひ、お好みの酸味で、この夏を元気に乗り越えていきましょう。

文=JUNKO