子どもの腹痛、イライラ、学校嫌い…それ、便秘のせいかも!? 今年の夏は「子ども便秘」が急増中!

出産・子育て

2018/8/3

「暑い夏は便秘が増える」って、ご存知でしたか? 猛暑の今年は、便秘外来を訪れる患者数が例年に比べても数倍! 特に子どもの便秘患者が増えているそうです。ところがわが子の便秘に気づいていない親が多く、対処が遅れてしまうケースもあるとか。

 そんな便秘に悩む子どもとママたちを長年診療してきた、テレビでもおなじみの専門医・松生恒夫先生の書籍『子どもの便秘は今すぐなおせ』(主婦の友社)が発売されました。ママのちょっとした工夫でできる“子どもの便秘解消法”とは?


子どもの約5割が便秘!? 毎日出ていても便秘かも!

 ある調査によれば、「毎日は排便がない」子どもだけでも4割以上。さらに毎日出ていてもおなかが張ったり、スッキリ出たと感じられなければ便秘です。こうした子どもも考えれば、約5割が便秘といえます。
 ところが、「うちの子の便通は順調」と思っている親が約8割というデータが! わが子の便秘に気がつかず、結果的に放置していることも多いのです。 


子どもの便秘、放置するとどうなるの?

子どもの便秘は…
●腹痛 ●イライラ ●学校嫌い
などの原因に。
まだ自分で体調をうまく説明できない子どもにとって、便秘による腹痛はイライラにつながります。また「友達にからかわれたくない」などの理由から学校でトイレに行けず、便秘が悪化するケースも。

放置しておくと、将来的には…
●大腸がん ●腸内環境の悪化
ほか、さまざまな病気や不調を招くことになります。

 将来の健康にツケを残さないよう、排便の様子や便の状態を把握して、子どもの便秘は「今すぐ」なおしましょう!

子どものうんち、「OK」と「NG」とは?

「もしかしたら、うちの子便秘!?」そんなときに役立つのが、うんちから読みとれる健康情報。子どもの様子に違和感を感じたら、目で確認を。「NGうんち」だったら生活の見直しが必要です。なかなか改善しない場合には医師に相談を。

OK・・・においの少ない、黄色いなめらかうんち


NG・・・においが気になる、黒いカチカチうんち


本書で紹介する“松生流”子どもの便秘と解消法とは?

 松生先生が教えてくれるのは、毎日の生活の中でできる薬に頼らない便秘解消法。親子で一緒にできる手軽なものばかりです。

例えば…
◆オススメは、キウイ、オリーブオイルなどの食材のほか、オリゴ糖、植物性乳酸菌
◆便秘の主な原因は不規則な生活、食物繊維不足、朝食抜き。ちょっとした生活習慣の改善で“腸のリズム”が回復
◆ママの便秘をなおせば子どももなおる! 便秘は食生活の影響が大きく、親子でほぼ同じものを食べているため、子どもの便秘は親次第!!    
◆ “腸元気レシピ”で便秘解決!

あさりとひじきのもち麦パエリア
食物繊維量ピカイチ! もち麦&ひじきは腸内環境にもお役立ち

白いんげん豆のミネストローネ
食物繊維たっぷりの白いんげん豆で作るスープ

キウイのせココナッツミルク寒天
便秘解消おやつ。寒天×キウイは便秘解消の強力コンビ!

「子どもの便秘」解消のための実践的な1冊。夏場に加え、新学期はストレスも多く、おなかのトラブルを起こす子どもが増える時期です。夏休みの間に「子どもの便秘ケア」、始めてみませんか?

【監修者プロフィール】
松生恒夫(まついけ・つねお)

松生クリニック院長。医学博士。大腸内視鏡検査や生活習慣病としての大腸疾患等を専門領域とし、30年間で4万人の腸を実際にみてきた腸のエキスパート。なるべく薬に頼らない便秘解消のための食生活指導などを行っている。『「排便力」をつけて便秘を治す本』(マキノ出版)、『寿命の9割は腸で決まる』(幻冬舎)、『図解 体の不調が消える腸を温める食べ方』(青春出版社)ほかの著書や、人気テレビ番組への出演も多数。