子どもたちが抱く不安をあっという間に解消!? ——『おやすみ、ロジャー』シリーズ最新作!

文芸・カルチャー

2018/9/14

『だいじょうぶだよ、モリス 「こわい」と「いやだ」がなくなる絵本』(カール=ヨハン・エリーン:著、中田敦彦:訳/飛鳥新社)

「子どもを寝かしつけるのにピッタリだ」、「何をやっても寝つかなかったうちの子がことりと寝入るようになった」などの声が続出し話題となった絵本『おやすみ、ロジャー』シリーズの最新作『だいじょうぶだよ、モリス 「こわい」と「いやだ」がなくなる絵本』(カール=ヨハン・エリーン:著、中田敦彦:訳/飛鳥新社)が2018年9月14日(金)に刊行される。

 最新作は「寝かしつけ」のためのものではなく、子どもたちが日常で抱える不安や恐怖を改善し、解消させるための仕様となっている。

 本書は、主人公のモリスが月曜日から土曜日の間に経験するさまざまな課題を「魔法の言葉」を通じて克服していくという物語だ。新しい環境に適応できるかどうかの不安、さみしい気持ち、苦手な食べ物や生き物との向き合い方など、幼い子どもたちと普段から接しているお父さん・お母さんや保育園・幼稚園の先生ならだれでも「あるある!」とうなずいてしまうような物語が満載だ。

 本書の中にちりばめられている「魔法の言葉」の数々は、日々の生活で子どもたちが不安や恐怖を感じているときにかけてあげることでそのストレスを軽減させられるといわれている。実際に、発売前のモニターアンケートでは218名のうちの85%が「子育ての参考になった」と回答をしたという(絵本ナビ調べ)。

 さらに注目すべきなのは、本書を日本語に翻訳したのがオリエンタルラジオの中田敦彦さんだということだ。高学歴芸人として知られる中田さん(慶応義塾大卒)は2児の父でもある。そんな中田さんが翻訳を手掛けた本書を読み聞かせない手はない。

 中田さんは「もともと『おやすみ、ロジャー』の大ファンで、こんなやり方があったのかとびっくりしていました。今回の続編は、その手法を寝かしつけ以外のいろんなシチュエーションで使えるすごい本だと思います。初の翻訳ということで、タイトル、サブタイトルを提案させてもらったり、子どもに分かりやすい訳語を考えたり、自分ならではの工夫も盛り込めたと自負しています。ぜひ、お試しください!」とのコメントを残している。

文=ムラカミ ハヤト