タカラジェンヌに学ぶ、誰でもキレイになれる「3つの秘訣」【美顔エクササイズ付き】

美容

2018/9/26

『タカラジェンヌの美の秘密、教えます 宝塚式「品格」レッスン』(初嶺麿代/文藝春秋)

 元タカラジェンヌたちが講師をつとめるフィットネススタジオ「ジェンヌスタイル」をご存じだろうか。総合プロデュースをつとめるのは、元男役スターの初嶺麿代さん。初の著書『タカラジェンヌの美の秘密、教えます 宝塚式「品格」レッスン』(文藝春秋)では“品格”をキーワードにジェンヌ式メソッドを伝授してくれる。その一部をここでご紹介しよう。

■美しさのカギは一にも二にも“品格”にあり!

「タカラジェンヌの美しさは生まれつきではありません」と言う初嶺さん。どんな宝石も磨かなければただの石。入学が決まるとまず、自衛隊と一緒に挨拶・お辞儀だけでなく、行進の訓練をし、毎朝1時間以上の掃除。軍隊かと思うほどの厳しい生活習慣を身に着けて、はじめてタカラジェンヌになれるのだ。

「どんなに芸がうまい人でも、人間的にだらしない人であってはならない」「外見の美しさは、内面の美しさと表裏一体」「いくら内面が大切と言っても、外見に無頓着でいいわけではない。外見を磨くことで生まれる品格もある」――ぐうの音も出ない正論だ。では実際、品格をそなえた美しさを身に着けていくにはどうしたらいいのか? それがジェンヌ式メソッドなのである。

■演じることで壁を乗り越える!

 なりたい自分を具体的にイメージし続けること。それが美しい自分をかたちづくる最低条件。漠然と誰かを羨んだり夢を見たりするのではなく、具体的なイメージをもつことで意識が少しずつ変わり、それにともない行動も変わってくる。この意識の発展形が「演技」だ。

 女優のように舞台上やカメラ前で演じることは無理でも、ごっこ遊びなら誰にでもできる。なりたい自分――憧れの誰かでもいいけれど、その具体的な言動を意識して、別人になったつもりで真似してみる。

 それこそ「自分がタカラジェンヌだったら」と思い込んで人前に立てば、自然と背筋も伸びるはず。シチュエーションごとに演じる誰かは変えればいい。演技を重ねていくうちに、やがて素の自分も理想に近づいていくはずだ。

■何度も鏡で自分の表情をチェック

 鏡を見るのはメイクをするときやお手洗いに行ったときくらい。人が自分の顔を直視する時間は1日の中であんがい、少ない。ふだん自分がどんな表情を浮かべているのか把握していない人のほうが多いだろう。

 だがその無意識の瞬間こそ、人に見られているもの。なにかに集中するがあまり下がる口角、寄る眉間の皺。その積み重ねでどんどん美しさが損なわれていく…なんておそろしい事態を防ぐためには、鏡を見る回数を増やすこと。意識的に表情をつくり、笑顔の研究を重ねていくことで、意識せずとも美しい表情を浮かべられるようになるはず。

 そして大事なのは、ネガティブな思考に陥らないこと。頑張っているときほど落ち込みやすくもなるものだけれど、それが表情にあらわれると人に与える印象も損なわれていく。心の状態を常に確認し立て直していくためにも、鏡を見ることは大事なのだ。

■心得をマスターしたら、あとは実践あるのみ!

 タカラジェンヌの代名詞であり、品格の基礎である美しい姿勢と歩き方。本書では基本の立ち方、歩き方だけでなく、身体の土台をととのえるためのストレッチや美顔エクササイズも伝授してくれる。

 もちろんここでも、なりきり演技は必須! タカラジェンヌになったつもりで思いきり体や表情を動かすことで、楽しみながら真の品格を手に入れられるようになる。

 初嶺さんいわく「すべてを完璧になしとげようとする必要はない」。大事なのは、感情豊かに生き生きとふるまうこと。全力で楽しむことが華やかなオーラを生み、品格をそなえた美しさをもつ一歩につながっていくのだ。

文=立花もも