「イケメン好き」は幸せになれない?――月収10万から年商3億円になったシングルマザーの「人づき合いの魔法」【2】

暮らし

2018/10/1

『お金の神様に可愛がられる 「人づき合い」の魔法』(藤本さきこ/KADOKAWA)

 テレビ、雑誌、SNSでも毎日イケメンの話題でもちきり。イケメンでお金持ちの彼や旦那さまとうまくいく秘訣が書かれているのかな?と思い、ベストセラー著者の新刊『お金の神様に可愛がられる「人づき合い」の魔法』(藤本さきこ/KADOKAWA)を読んでみました。すると、意外な展開が。
 なんと、「イケメンは幻」だというのです。

私にも、中学や高校時代に一瞬だけこんな時代がありました。「彼を選ぶポイントは、他人が見て羨ましいと思えるか」
……そんな上っ面な男と女の関係は、繁栄しません。
そもそもイケメンなんて個人の好み。社会の認定も正解もないものです。

 たしかに、なんとなく「あの人はイケメン」「イケメンの彼はいい」と、フワッとした空気はあるものの、きちんと定めがあるわけもなく…。むしろ、知り合いの美容師さんが言っていました。「イケメンなんて結局、髪型だから」と。

人が羨むだろうという部分に少しでもエネルギーを注いでしまうと、相手のどこが本当は好きなのか、見えなくなってしまいます。
ふたりの恋愛なのに、第三者の目を意識して、その勝ち負けで気持ちよさや満足を得ている限り、育むことに意識が向かなくなります。(中略)
そういう恋愛は、たいていフラれておしまいです。

 イケメンが悪いのでも、イケメン好きが悪いのでもなく、「イケメンとつき合って自分の劣等感を埋めようとする」、それが“うまくいかないループ”の根源だというのです。

 金や仕事についても同じだそう。
「お金がない」→「劣等感」→「成功者とつき合う」→「優越感ゲット」→「打算が入ると長続きしない」→「やっぱり貧乏」……この堂々巡り。

 負のループを抜け出すためにどうすればいいか。その方法が、とても詳しく紹介されていました。
 ひとことでまとめると、「幻の世界で戦わない」。

勝手に優劣をつけて、幻の優越感や劣等感にぬか喜びして、自爆する。
誰かに勝とうとすれば、誰かに負けます。
「A子、私より後に結婚したのに、高収入のイケメンゲットした……」(中略)
その勝手な戦いは永遠に続きます。

これは、自分の「内側」を見ずに、「外側」の「型」ばかりを見ているから。
型とは、形式。「こうであれば幸せなはず」という思い込み。周囲が勝手に作る幻の世界です。
私たちはその幻の世界で、幻の勝ち負けを繰り返しています。

 その「幻の型」を、藤本さきこさんは「設定」と呼んでいます。

人生最大のミスは、意味のない勝負をして、はかり知れない自分の可能性を閉じ込めてしまうことです。自分を生きていく上で、他人との比較はいらないのです。
現状を変えたいなら設定を変えるべき。これは断言できます。

 その設定は、スマホの設定くらい、簡単に変更できるそうです。
 設定を変更すれば、人間関係も人生そのものも、好み通りに変化する。
 ただし、コツがあります。まず、「事実」と「幻」を分けること。そして、「本当はどうしたい?」と、とことん自分に聞いてみること。
 それを助けてくれるのが、藤本さきこさんのノートです。

 

 負のループに絶望して、「勝ち負けの世界にいるからだ!」と気がつき、人生が好転し始めた瞬間のノートも公開されていました。

文=深谷恵美

【プロフィール】
藤本さきこ(ふじもと さきこ)

株式会社ラデスペリテ 代表取締役
1981年生まれ、青森県出身。累計3万人以上を動員した「宇宙レベルで人生の設定変更セミナー」を主宰する人気講演家。4人の子を持つシングルマザーでありながら、実業家としても活躍、1日10万アクセスを誇るパワーブロガー(アメーバオフィシャルブロガー)としても知られる。
友人と共同創業した「petite la’deux(プティラドゥ)」は実店舗からネットショップへ事業形態を変更。布ナプキンや化粧品、香油、ハンドメイド雑貨の販売でいまや年商3億円を超える規模に拡大。自らの人生を「明らめた(明らかに見た)」結果、宇宙の叡智に触れる経験をして以来、「女性性」を大切にすることをテーマに人生の在り方を追求。「設定変更」と称し、書き続けたノートによって人生が劇的に好転し、それをつづった『お金の神様に可愛がられる「3行ノート」の魔法』が大ヒット。処女作『お金の神様に可愛がられる方法』は発売前重版がかかるべストセラーに。最新刊『お金の神様に可愛がられる「人づき合い」の魔法』『お金の神様に可愛がられる手帳2019』がある。