恋愛、友人関係…よく言う「私たちうまくいっている」って本当?――月収10万から年商3億円になったシングルマザーの「人づき合いの魔法」【8】

暮らし

2018/10/15

『お金の神様に可愛がられる 「人づき合い」の魔法』(藤本さきこ/KADOKAWA)

『お金の神様に可愛がられる』シリーズの完結編として書かれた『お金の神様に可愛がられる「人づき合い」の魔法』(藤本さきこ/KADOKAWA)。
 恋愛、結婚など“人”にまつわる苦しみがメリメリと剥がれ落ちるような読後感です。
 ただし、最初はちょっと面食らうかもしれません。いきなり冒頭から「『うまくいく』を疑え」と書いてあったりするから…。

誰かとずっと一緒にいることだけが「うまくいく」ことではなく、離れることも人生がうまくいっている状態のひとつ。

「どれだけ壊れないか」が、愛の強さではないと私は思っています。(中略)
永遠の愛を約束してくれる人、絶対に裏切らない人を探し求めなくていい。

 人との関係は、儚いからきらめく。壊れやすいから大事にする。
 寂しいし、悲しいし、心が痛い。それでも、離れることも「悪」としない…。
 なぜか。藤本さきこさんは明言します。

人生がうまくいっているときは、人間関係が変わっていくもの

 それはカーナビの画面のようだといいます。
出会った時は、自分とAさん、自分とCさん、それぞれ重なり合う部分があります。しかし、個々が人生を生き、目的に向かって進むとき、みんなの背景が同時に動きます。
 すると、ある人とは重なる部分がなくなったり、新たな別の人と重なったり…。これが人と人の関係です。

 背景は動いていい。けれど、自分の▲(現在地)は動かしてはいけない。
 ▲を動かすのは、寄り添うことではなく、すり寄りです。表面的にうまくいっているように見えても、心の奥底で相手と自分を責め立てます。それでは結局、幸せになれません。
 だから、自分は自分の世界にいる。そう、決める。
 これは、我を通すことでも、開き直りでも、人を切り捨てることでもありません。

人間関係……恋愛、仕事、家庭生活など、いろいろなことがありますが、本書を通して一貫してお伝えしたかったのは、人とのコミュニケーションより、まず自分自身とのコミュニケーションをちゃんとしよう、ということです。
人づき合いの前に、自分と上手につき合うことです。

 人と「どうなりたいか」よりも、自分が「どう在りたいか」。
 それを自分に問いかけ続けることができれば、対人関係の悩みはスルスルと消え去ります。

 藤本さきこさんが教えてくれること。それは「どんなことが起こっても私の幸せには差し支えない」という在り方。そして、自分自身とコミュニケーションする方法です。

文=深谷恵美

【プロフィール】
藤本さきこ(ふじもと さきこ)

株式会社ラデスペリテ 代表取締役
1981年生まれ、青森県出身。累計3万人以上を動員した「宇宙レベルで人生の設定変更セミナー」を主宰する人気講演家。4人の子を持つシングルマザーでありながら、実業家としても活躍、1日10万アクセスを誇るパワーブロガー(アメーバオフィシャルブロガー)としても知られる。
友人と共同創業した「petite la’deux(プティラドゥ)」は実店舗からネットショップへ事業形態を変更。布ナプキンや化粧品、香油、ハンドメイド雑貨の販売でいまや年商3億円を超える規模に拡大。自らの人生を「明らめた(明らかに見た)」結果、宇宙の叡智に触れる経験をして以来、「女性性」を大切にすることをテーマに人生の在り方を追求。「設定変更」と称し、書き続けたノートによって人生が劇的に好転し、それをつづった『お金の神様に可愛がられる「3行ノート」の魔法』が大ヒット。処女作『お金の神様に可愛がられる方法』は発売前重版がかかるべストセラーに。最新刊『お金の神様に可愛がられる「人づき合い」の魔法』『お金の神様に可愛がられる手帳2019』がある。