リラックスしながらドラマチックに痩せる! テレビで大反響の『ゼロトレ』とは?

暮らし

2018/10/6

『ゼロトレ』(石村友見/サンマーク出版)

“羽が生えたように軽くなる”というキャッチフレーズが添えられている『ゼロトレ』(石村友見/サンマーク出版)は、「金スマ」などの人気テレビ番組でも取り上げられ、すでに70万部もの売上を記録している大人気ダイエット本だ。

 著者の石村さんは、ブロードウェイミュージカルの出演経験もある現役女優で、2012年には2000人の中から、『ミス・サイゴン』のミス・チャイナタウン役を射止めた。彼女はその後、ニューヨークにヨガスタジオを設立し、ゼロトレを考案。このゼロトレが有名ハリウッド俳優やパイロット、弁護士、ピアニスト、スポーツ選手など各界の成功者たちの間で大評判となり、いま日本でも熱い注目を浴びている。

「4週間後、あなたの背中には羽が生える」と彼女が太鼓判を押す新感覚のダイエットメソッドとは、果たしてどんなものなのだろうか?

■体型や体重の変化は「体が縮むこと」が原因!

 年齢を重ねていくと体重計に乗るのが怖くなっていくもの。「ある年齢を境に体型が崩れた…」と嘆く方もいるかもしれないが、これは年齢ではなく筋肉など体のパーツが縮むことが原因なのだそう。人間の体は関節や筋肉が縮み始めると、それ以上縮まないように硬直するため、腰痛や肩こりといった不調が現れる。そして、縮むことで体の各パーツが本来の位置からズレてしまう。また、筋肉が固くなり動きが制限されるので、日常の動作で消費するエネルギー量も低くなる、といった悪循環につながってしまうのだ。

■ゼロトレは何を「ゼロ」にするトレーニング?

 ゼロトレは、体の各パーツのポジションを本来の位置の“ゼロポジション”に戻すことに重きを置く。そうすると、体型が改善し、可動域も広がって基礎代謝が上がり、エネルギー消費量も上がる。

 こう聞くと、とても厳しいダイエット法なのでは?と身構えてしまう方もいるかもしれないが、ゼロトレは自宅にいながらひとりで行え、それに誰でも無理なく継続していけるのが特徴だ。

 私たちの体はもともと意識していなくてもパーツが正しい位置に戻るようになっており、ゼロポジションにある場合は「耳→肩→肘→手首→膝→足首」が地面に対して1本線でつながっている。

 しかし、姿勢が悪かったり、体を酷使したりしていると自然な回復力だけでは調節が間に合わなくなるため、意識的に体をサポートしてあげなければならない。

 ゼロポジションを手に入れると姿勢が美しくなるだけではなく、自然とかかとに重心を置きながら地面に垂直に立つことになるので、日常生活で「立つ」「歩く」といった基本動作をするだけでもエクササイズをしている状態になるのだそう。きついダイエットをし続けることは不可能に近いからこそ、勝手に脂肪を燃やしてくれる体勢を作ることが、魅力的な体型を維持するカギとなるのだ。

■各パーツのゼロポジションを解説

 体の各パーツをゼロポジションにするには、まず現在の自分の体が理想からどれほどかけ離れ、崩れているのかを客観的に知る必要がある。5つのパーツを早速チェックしてみよう。

【理想とするゼロポジション】
(1)首:後頭部から首にかけて、まっすぐ垂直になっている。耳の真下に肩がある
(2)肩:耳の真下に腕があり、手の中指が太ももの内側をさしている
(3)背中:後頭部から首にかけて、まっすぐ垂直になっている。
(4)腰:胸よりも、お腹が凹んでいる。また、反りすぎていない。
(5)足指:指の間隔が広く開き、「土踏まず」がある。

 不安な項目があった方は、縮みの矯正と脂肪の燃焼が同時に叶うゼロトレを始めてみよう。実際に5つのポイントを確認するときは鏡で姿勢を見るだけでなく、スマートフォンで自撮りして客観視してみることも役立つ。写真は4週間プログラムにチャレンジするビフォー・アフターを比べるためにも活用してみよう。トレーニングは自宅で無理なく始められるものばかりだ。本書のわかりやすいガイドに沿って「体よ、ゆるめ~」と思いながらリラックスしてチャレンジしたい。

 美しくい続けることは永遠のテーマだ。でも、本当に大切なのはただがむしゃらに痩せることではなく、理想的な体型をキープして日々の生活を快適にすること。本書で正しいダイエットメソッドを学んでみてほしい。

文=古川諭香