「かいけつゾロリ」“今後登場予定”のキャラに、知られざるエピソードとは? 全600キャラ、永久保存版の大図鑑!

文芸・カルチャー

2018/11/15

『かいけつゾロリ大図鑑 キャラクター大全』(原ゆたか/ポプラ社)

 小学生を中心とした子供たちから絶大な人気を誇る「かいけつゾロリ」シリーズ。キツネのゾロリが双子のイノシシ・イシシとノシシと連れ立って、ちょっと不思議な大冒険を繰り広げる物語は、1987年の第1作『かいけつゾロリのドラゴンたいじ』刊行からすでに30年を超えて、来月12月には最新64巻も刊行される予定だ。

 現在進行系でゾロリに夢中になっている子供だけでなく、大人のなかにも「昔よく読んでいたな~、懐かしい」という人は多いだろう。この度、そんな「かいけつゾロリ」シリーズに登場したキャラクターを一挙にすべて紹介する“ゾロリ図鑑”決定版が登場!

『かいけつゾロリ大図鑑 キャラクター大全』(ポプラ社)では、ゾロリ・イシシ・ノシシの3人はもちろん、アーサーやブルル&コブル、ようかい学校の先生、ゾロリママ、ゾロンド・ロンといった人気キャラクターたちに加え、ゾロリのライバルやヒロインまで詳しく紹介。初登場シーンや登場した巻数、ゾロリとの関わりや性格といったキャラクター情報を教えてくれる。

 ゾロリ・イシシ・ノシシの3人は、各作品で披露した変装姿をすべて見せてくれる“変装コレクション”もある。作中にたびたび登場する作者の「原ゆたか」と奥さんの「原京子」もキャラクターのひとりとして掲載されており、重要キャラには「原ゆたかメモ」として、その“誕生秘話”や“今後の登場よてい”といった本書だけの情報もたっぷり!

 そして本書のすごいところは、主要キャラだけではなく、1シーンしか登場しない脇役までしっかりカバーしているところ。34巻『かいけつゾロリとなぞのまほう少女』に一度だけ登場した「ウサギのおじさん」までちゃんと紹介されている徹底ぶりだ。

 ゾロリファンの子供なら知っているキャラクターを見て「あ、このキャラは◯◯に出てきた! 他のエピソードにも登場するのかな」とさらに興味を深められるし、知らないキャラクターを見れば「読んでみたい!」と読書欲が刺激されるはず。

 そのほかにも、ゾロリシリーズの知られざるエピソードや豆知識、隠れキャラや仕掛けを紹介する「ゾロリしんぶん」、全巻のあらすじと各巻の登場キャラをまとめた「全巻しょうかい&登場キャラクターいちらん」、欄外には「おやじギャグクイズ」を掲載。

 自分が大好きなお話やキャラクターについて“知る”ことはいつだって面白い。ゾロリが好きな子供たちにとって、すみからすみまで“読む楽しみ”がぎっしり詰まった一冊だ。

文=橋富政彦