ユニクロ、無印を活用! マネするだけで即センスがよくなる、“大人の上品カジュアル”コーデ術

暮らし

公開日:2019/2/5

『普通の服でおしゃれになれる』
(あわのさえこ/KADOKAWA)

 インスタグラムで、シンプルな大人のカジュアルスタイルをイラストで提案している、あわのさえこ(@saeko55)さん。上品なイラストのタッチに、カジュアルなのに洗練されたファッションが、毎日のおしゃれに悩むオトナ女子世代のハートをがっちりキャッチ。このたび、書籍化第2段となる『普通の服でおしゃれになれる』(あわのさえこ/KADOKAWA)を上梓した。

 今回のテーマは、誰のクローゼットにも1枚はあるはずの、ズバリ“普通の服”。

「それでおしゃれになれるの!?」と疑うひとはいるかもしれない。でも、「それなら私にもできるかも!」と、おしゃれ迷子には願ってもみないテーマでもあるはずだ。本書で著者は「普通の服こそ、大人を素敵に見せる」と断言している。そして、普通の服の着こなしがわかれば、「トレンドアイテムを上手に活かしたコーデも得意になってくる」のだと。

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 第1章では、Vネックで抜け感を演出するテクニックや、ボーダートップスに合わせるボトムスの選択の仕方。上下をワンカラーでまとめるアイディアなどなど、手持ちの服が輝き出すワンポイントアイディアが満載。

 第2章では、「ネイビー」「グレー」「ベージュ」といった定番カラーのコーディネート方法。第3章には、サイズ感や丈感、大柄・小柄といった、微妙な選択の違いで変わる、スタイル全体のバランスの取り方を。第4章の少ない点数で楽しむ着まわしの実例集や、第5章のユニクロやH&Mといったプチプラブランドの活用法は、おしゃれ迷子には役に立つこと間違いなしだ。さらに、第6章には、バッグや靴などの小物との組み合わせ方も紹介。あらゆる視点から“普通の服”をいかにおしゃれに楽しむかが、この1冊に網羅されている。




 読み進めていけば、きっと、クローゼットに眠っているこの服、あの服を思い出し、改めて袖を通したくなってくるはずだ。そして、すっかりマンネリ気味だった今までの“普通の服”の新しい一面が発見できれば、きっと毎日のおしゃれが、また、よりいっそう楽しくなるだろう。

 トレンドが変わるたびに新しい服を買い揃えなくても、おしゃれは工夫次第、アイディア次第で、今すぐにでも始められる! そんなことを楽しく軽快に教えてくれる1冊だ。

イラスト=あわのさえこ
文=遊馬里江