ごちゃごちゃした部屋は今の心の状態!?  5つのタイプ別「3分間でモノを捨てる」方法【やってみた】

暮らし

2019/4/14

『1日3分で貧乏神を追い出す「すごい捨て方」』(伊藤勇司/PHP研究所)

 いつか使うであろうコンビニでもらった割り箸、いつか着るであろうワンピース…そんな、今のところ使う予定がないもので溢れかえっている我が家。こういった不用品が貯まっていると、人から幸せやお金を遠ざける「貧乏神」が住みついてしまうんだとか。しかもこのごちゃごちゃした部屋は、実は自分の心の状態を反映しているというから困ったものです。

『1日3分で貧乏神を追い出す「すごい捨て方」』(伊藤勇司/PHP研究所)では、どういうためこみタイプかを把握した上で空間心理カウンセラーである著者が、モノと向き合うことで知らないうちに自分を苦しめている心の癖を解明。1日1つずつ、3分間で捨てる方法を紹介しています。

 これにより、部屋がきれいになるだけでなく、自分の気持ちや考え方が変化し、運気まで高まっていくとか。そこで、最近ツイていないなぁと落ち込み気味だった私が実践してみました。

お得情報に敏感な“欲張りタイプ”
実践する上でまず最初に知っておきたいのが、自分はどういうためこみタイプであるか。チェック式で診断した結果、私はお得情報に敏感で、もらえるものはもらっておく、自己主張はあまりしないけれど行動力はある“欲張りタイプ”でした。アンテナを張って情報をキャッチするのは得意だけれど、「どれだけ得するか」ばかりを基準にすることで「自分にとって本当に必要かどうか」という本質を見失いがちだそうです。

1.<台所編>ついついもらってしまう使い捨てのお手拭き、スプーン、フォーク、お箸(P.126)

 コンビニなどでお弁当を買うと、必ずもらえるスプーンやフォーク、お箸といったカトラリー。でも結局家で食べたからもらったものは使わずに取っておく。これ、特に我が家ではよくある光景です。ついついもったいないから、また使う時があるはずといった理由で貯めがちですが、本当にもったいないのは、使わない自分が受け取ることと著者は言います。

 確かに、もらっても結局使わずにそのまま捨ててしまったことがある私としては耳が痛い。捨ててしまうくらいなら、最初からもらわないようにする、最小限の数だけストックし、適切に使い切る。これが本来の「ものを大切にする心」につながるということで、早速今まで当たり前のようにもらっていたカトラリーを「いりません」と言うようにしました。

 その結果、とりあえずのカトラリーが一気に減って台所に散乱することがなくなり、捨てるものを減らせたという充実感を感じられました。自分には必要ないことが明確になり、「いいことしている」という気分の良さは、なかなかクセになりそうです。

2.<財布編>貯まりがちなレシート、領収書(P.145)

 お金はそんなに入っていないのに、なぜか財布がパンパン。その原因はずばり、レシート。このレシートは財布に貯まりがちなのに、内容も見返すことなくそのままゴミ箱に捨てていたりしませんか?

 でも、レシートがあるということはそれだけ何かを購入したという証拠。だから、レシートはそのまま捨ててしまうのではなく、必ず1日の最後に見返すようにします。なぜならレシートには、自分の「今」を知るきっかけになるからです。

 例えば私の場合は、最近毎日のようにコンビニでコーヒーやちょっとしたおやつを購入していました。以前はそういうことはあまりなかったんですが、ここ最近忙しさから、ついつい気分転換のためにこれらを購入していたことを、レシートを見返してはじめて気が付きました。

 もちろんリフレッシュのために自分にとっては必要なものではあるのですが、だからと言って毎日というのは体にも家計にもあまりよくないので、無駄に購入することは控えようと思うことができました。欲張りタイプは特にためがちなレシートですが、それを元に自分の行動を見直し、無駄なものは切り捨ていきたいですね。

3.<かばん編>おなかが空いたときのためのお菓子(P.151)

 最近特に忙しく、ランチ時間を取るのもままならない日があります。そんなときに空腹を紛らわすためにお菓子を入れているのですが、これも欲張りタイプにはよくあることだそう。

 このタイプはものだけでなく、行動も欲張りになりがちということで、どうしてもスケジュールを詰めたりしてしまいますが、そんなときは、なぜそこまでせわしなく行動するのか、自分はどうなっていきたいのかという将来を考えることが大切なんだとか。

 これを考えることでもっと効率的な行動を考えることができるようになるとか。実際考えてみたところ、一人で慌ただしくしていただけで、実はそこまで焦る必要もなく、もっと余裕を持って取り組めることがわかりました。その結果、かばんの中にはお菓子は必要なくなりました。忙しい時ほど自分を見失いがちなので、そういうときこそ一旦立ち止まって、自分の目標やなりたい姿を改めて考えることが大切ということを身をもって実感しました。

 ここで紹介したのは、「欲張りタイプ」に多いモノの捨て方でしたが、本書では「他人任せタイプ」「後回しタイプ」「未練がちタイプ」「しまいこみタイプ」それぞれのモノの捨て方が紹介されています。

 自分のタイプを理解した上での捨て方なので、納得して実践することができます。自分自身も今の自分を知り、その上で実践したことで身の回りが片づいただけでなく、昨日までのどんよりした気分もかなり晴れた気がします。

部屋を片づけるためには、まずは今の自分自身を知ることから始めよう

 部屋がごちゃごちゃしているから片づけなければと思って手をつけてみても、なかなか気分が乗らず、結局片づかなかった。こんな経験をした人は多いと思います。でも、そのごちゃごちゃの理由が自分の今の心理状況にあったとは驚きでした。そりゃ片づかないはずです。まずは今の自分の状態を正しく理解し、その状態をどうやってクリアしていくかを考えることが実は片づけへの近道になります。

 もうすぐGW、なかなかゆっくり向き合えなかった自分を見つめ直し、新たな目標を見つけることで部屋から不用品・貧乏神を追い出して、すっきりした部屋と気持ちを取り戻してみませんか?

文=JUNKO