マヤ暦の地球滅亡予言や渡り鳥には見える地球の磁力。信じがたい「真実」を全公開!

社会

2019/6/9

『ナショナル ジオグラフィック にわかには信じがたい本当にあったこと』(デビッド・ブラウン:編/日経ナショナルジオグラフィック社)

『ナショナル ジオグラフィック』は1888年設立の同名の協会が起源で、世界中の自然や動物などを研究紹介する雑誌だ。今はウェブサイトも充実しており、地球の今をニュースとして発信し続けている。このニュースサイトの初代編集長が書籍化したのが、『ナショナル ジオグラフィック にわかには信じがたい本当にあったこと』(デビッド・ブラウン:編/日経ナショナルジオグラフィック社)だ。世界中で人気の高かった記事を1冊にまとめたもので、最新の地球の真実がぎっしり詰まっている。知らなきゃ時代に乗り遅れてしまうかもしれない。一気に読んでそのすべてを話してしまいたいところだが、ここでは特に目を引いたニュースを2つ紹介させていただこう。

■マヤ暦の「地球滅亡予言」は嘘だったのか?

「2012年に人類が滅亡する」という説が、当時世界中で話題になっていたのを覚えておいでだろうか。マヤ暦に、2012年にひとつの時代が終わると書かれていたのだ。結局人類は滅亡しなかったが、これははたしてデタラメだったのだろうか?

 実は、マヤ暦に書かれていた正確な内容は、「2012年に時代のひとつの周期が終わり次の周期に入る」というものだった。1周期を約400年と考えていたマヤの人々は、日本の十二支のように、時の流れは円を描くように螺旋状に移ろっていくものだと考えていた。そして、この2012年が周期の節目の年だったというわけだ。

 なんだガセネタだったのか、と思うなかれ。終末論として騒がれた理由として推測される根拠もあるのだ。それは、マヤ文明には、この年が13周期目の終わりに当たり、そこで世界は「リセット」されるという考え方があるからだ。確かに、「リセット」というと人類滅亡を想像してしまう。「世界のリセット」をどう解釈するかについてだが、今では遺された石板から、研究者が当時のマヤの人々の考えに迫って読み取っている。その内容を簡単に紹介すると、この節目はマヤ人にとって神が降臨して新たな1周期目が始まる喜ぶべき出来事であったとのことだ。もちろん、それが正確かどうかは当時のマヤ人に聞いてみないとわからないので、オカルト的、スピリチュアル的なロマンは残るが、これからも学術研究が進んでいくだろう。この分野の最新情報が見逃せなくなりそうだ。

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