波平が涙!『サザエさん』ワカメが父の日に書いた手紙に感動の声「もらい泣きした」

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公開日:2019/6/23

『アニメ サザエさん公式大図鑑 サザエでございま~す!』(扶桑社)

 6月16日(日)に放送されたアニメ『サザエさん』で、ワカメが波平に書いた手紙に対し、視聴者からは「不覚にももらい泣きした」「思い出しただけで泣けてくる」などと感動の声が続出している。

 話題になったエピソードは、作品No.7950「ワカメと父の日」。ワカメは、父の日のプレゼントで波平に何を贈ろうか悩んでいる。父の日前夜、未だプレゼントを決められないワカメに、サザエが「そんなに考え込まなくても、ワカメのプレゼントならなんでも喜んでくれるわよ」とフォローをすると、ワカメは「お父さんが本当に喜んでくれる物じゃなくちゃ嫌なの!」と訴えた。

 フネから「そんなに迷うなんてなにか理由でもあるのかい?」と尋ねられると、ワカメは先日起きた出来事を明かす。それは、傘を持っていないワカメが家に帰ろうと雨の中走っていたときのこと。仕事終わりの波平が息を切らしながら追いかけてきて、ワカメを傘の中に入れてくれたというのだ。ワカメは「とっても嬉しかったの。お父さん、仕事で疲れているのに、あんなに一生懸命追いかけてきてくれるんだもん」と嬉しそうに振り返った。

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 このエピソードを聞いたフネが「だったらワカメのその気持ちをプレゼントしたらどうなんだい?」と提案すると、ワカメは波平に感謝の手紙を贈ることに。早速、手紙を書き始めたが、「書きたいことが多すぎて、うまく書けない」と、夜遅くまで何度も何度も書き直していく…。

 いよいよ父の日当日。波平は、サザエとカツオからはネクタイ、マスオからはお酒を貰い大喜び。そして、ワカメが自信なさそうに手紙を渡し、波平が開くと『お父さん ありがとう ワカメ』と、感謝の気持ちがシンプルに書かれているだけだった。ワカメが「本当はお手紙を書くつもりだったけど、うまく書けなくて…」と伝えると、波平は満面の笑みで「ありがとうワカメ。とっても嬉しいよ」とお礼し、ワカメも一安心したのだった。

 そして後日、サザエが子供部屋の片付けをしようとゴミ箱を見たところ、そこにはワカメが書き損じた大量の手紙が捨ててあった。サザエが波平にこれを渡すと、そこには「父の日おめでとう やさしいお父さんが大好きです」「お父さんはかっこよくてやさしくて」とあり、ワカメの裏での頑張りに、波平は感極まって涙をこぼすのだった。

 このエピソードに、視聴者からは「泣いている波平に不覚にももらい泣きしてしまった」「ワカメちゃんなんて良い子なの…」「波平と一緒に泣けた 手紙が一番嬉しいよなあ…」「ワカメはすごく優しい子なんだなぁというのが伝わって波平さんが泣くのと同時に泣いてしまった」「思い出しただけで泣けてくる」などと感動の声が多く上がった。

 去年の父の日のエピソードは、磯野家が波平にサプライズを計画するものの、波平は皆が父の日を忘れていると思い、落ち込んで外で寂しく飲むというものだった。今年は、波平もさぞ嬉しかったことだろう。