フランスでは女性の常識!「膣トレ」を今すぐ始めるべき理由

健康・美容

2019/7/31

『フランス式1分膣トレ』(ベルジェロン容子/学研プラス)

 あなたは「膣トレ」をご存じだろうか。日本では一般的ではないが、実はフランスでは、産後、「膣トレ」指導を受けるのが常識なのだ。産後以外でも、尿もれや膣のゆるみ、性交渉時の不感症などを理由に膣トレ指導に通う人はすべての年代で少なくなく、医師の処方箋があれば、国民健康保険の範囲で指導が受けられるという。フランス女性の年齢を超えた美と健康の秘訣は、「膣トレ」にこそあるのかもしれない。

 ベルジェロン容子氏の『フランス式1分膣トレ』(学研プラス)は、フランスで行われているメソッドを日本人向けにアレンジした一冊。生理痛、生理不順、性交痛、冷え、便秘、産後太りや中年太り、更年期障害、腰痛、気分の落ち込み、尿もれ…。女性なら1つや2つは思い当たる悩みすべてを改善・解消できるそう。これは、試してみる価値あり、だ。

「膣トレ」で鍛えるのは、骨盤内にあって内臓を下から支えている骨盤底筋群。この筋肉はぽっこり出た下腹を凹ませ、くびれたウエストを作るコアの筋肉の土台部分。つまり、「膣トレ」を習慣化できれば、女性らしいメリハリボディを手に入ることができるのだ。骨盤底筋群は加齢とともに衰えがちな筋肉でもある。ここを鍛えることで、骨盤の歪みや傾きが正され、姿勢がよくなるそう。また、40代女性の3人に1人が経験しているという尿もれの対策・予防にもなる。さらに、「膣トレ」によって膣まわりや下腹部の血流が改善されれば、卵巣や子宮の動きも活発化する。すると女性ホルモンの乱れによる生理不順やPMSなどの不調が改善され、気持ちの安定化にも繋がるというわけ。

 実際に「膣トレ」をやってみよう。まずは、「膣トレ」の基本となる「膣呼吸」から。膣の動きを意識しやすいようにあお向けに。続いて、両ひざを立てた後、かかと、両膝、膣の4点をつなぐ線でひし形になるように両ひざを開いてみよう。膣まわりを後ろ・前・真ん中の3つに分けて意識しながら、深く呼吸をして下腹部全体を鍛えていく。

1.膣スクイーズ -後ろを意識
 まずは膣の後方、お尻の穴に意識を向ける。お尻の穴をペットボトルのふたに見立てて、それを回しながらどんどん締めていくイメージで、膣の後方をスクイーズ。息を吸って、ゆっくり吐き出しながらふたを締めていこう。

2.膣ロック -前を意識
 次に膣の前方、尿が出るあたりを意識する。尿が出る部分にストローがついているとイメージし、一度息を吸って、吐きながら、下から上に向かって一気に水を吸い上げて、その状態で膣をロックしてみよう。

3.膣エレベーター -真ん中を意識
 最後に、膣の真ん中、経血の出るあたりを意識する。膣をエレベーターに見立て、膣の左右の分け目を扉だとイメージするのだ。大きく息を吸って吐きながら、扉を左右から閉めて、扉を閉めた状態からエレベーターを上昇させていくのを意識してみよう。

 骨盤底筋は外から触れることはできないので最初はなかなかどこを意識したらよいか、つかむのが難しいかもしれないが、本書には音声ガイドもついているから、次第に意識するポイントがつかめてくる。さらに、この本では、日常のあらゆる場面でできる“ながら”で「膣トレ」法も教えてくれるから、慣れればいつでもどこでも「膣トレ」をすることができるようになるのだ。

 この本でフランス女性を見習って、あなたも「膣トレ」を始めてみてはいかがだろうか。あなたの体の不調も、年齢太りも「膣トレ」で改善できるかもしれない。

文=アサトーミナミ