貯め込む人は金持ちにはなれない!? 金持ちになるためのランチ、通勤圏、飲み会ルールをホリエモンが解説!

ビジネス

2019/8/15

『あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる』(堀江貴文/マガジンハウス)

 お金を貯めることは良いことだ。子どもの頃から、そう教わって来なかっただろうか? お年玉を貯金したり、毎月のお小遣いを少しずつ貯金に回したりした人はきっと少なくないはずだ。

 だが、お金を貯めるのは実は正しい選択ではなく、むしろ使った方がいい。それが、『あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる』(堀江貴文/マガジンハウス)での堀江氏の主張だ。

 だが当然ながら、考え無しにお金を使うのはNG。必要なのは、使うべきところでお金を惜しまず使うことだという。そうすると、人生の中に「チャンス」が増えていくのだとか。では、何にお金を使うべきなのか、実際に本書を開いていこう。

■通勤に往復2時間もかけるな!

 たとえば東京都心に勤める多くの人が、埼玉や神奈川、千葉といった郊外のベッドタウンに住居を構えている。だが、「職住近接」という言葉があるように、職場と住まいは近い方が良いという。しかしそうは言われても、都内の物件は家賃が高く、通勤時間についてはある程度目を瞑っているという人が多いのが現状だ。

 だが、最近のある研究によると、通勤ラッシュの満員電車は、戦場で戦う兵士と同じくらい心にストレスをかけるというのだ。それほどのストレスを朝から受けてから仕事をする。しかもそれが毎日続くとしたら、果たして最高のパフォーマンスを発揮できるだろうか。

 そう考えると、お金をかけてでも職場の近くに住み、通勤ストレスをなくすことも前向きに検討したい。

■ランチで食べるべきは「うな重」だった!?

 あなたはランチにいくら使うだろう。日常的に食べる平日のランチは、あまり贅沢せず、むしろ節約メインで考えているという人は少なくないはず。しかし、堀江氏は平日ランチにこそ、豪華に「うな重を食べるべき」と説いている。

 うな重が食べられるような店――そう、その店はファーストフード店などと比べて、お金持ちが多いはずだ。そういった人たちは会話のレベルが高いので、良い刺激をもらえるだけでなく、お金持ちとひょんなことから“つながり”が生まれる、なんていうこともあるかもしれない。

 それだけでない。食べているうなぎの産地はどこなのか? どうやってこの店を経営しているのか? ――と、普段ならばあまり考えないことを考えるきっかけにもなる。そこから、新たなアイデアや成長の種が生まれるのだ。さぁ、今日のランチから今まで行かなかった少し値の張るお店に行ってみてはどうだろう。

■行ける飲み会には全て行け!

「会社の飲み会になんか参加したくない!」
そう思う人が増えている。ましてや、誘う側がちょっとでも強引ならばパワハラ、と言われてしまう今日この頃だ。しかし、堀江氏はそんな世論と真っ向から対立。「行ける飲み会は全て行くべし!」とアドバイスを送る。

 その理由は、普段社内では聞けないような会社の内情や、その人の稼ぎ方など、踏み込んだ話を聞けることもあるから。そうした出会いから新たなビジネスチャンスや、気付きが得られる。

 飲み会を通して、自分が理想とするビジネススタイルを持つ人に出会える可能性があり、新たな将来のビジョンが見えるかもしれない。会費が高い特別な異業種交流会など行く必要はないのだ。1回数千円の飲み会で、それらが見つけられるならば安いものだろう。

 これまで「めんどくさい」と飲み会を断っていた人たちも、考え直すタイミングかもしれない。今からでも“飲みニケーション”を図るのは遅くないのだ。

 自分の成長にプラスになる部分には、お金を惜しまず使うべし。堀江氏のアドバイスはその理由が分からないとまず驚いてしまうかもしれないが、その背景を吟味すると、「なるほど!」と頷く思うことも多い。ぜひ本書を参考にして、お金持ちへの第一歩を踏み出してほしい。


文=冴島友貴