背後から突然抱きつかれたらどうする? ALSOK直伝! おひとり女子の危険回避術

暮らし

2019/9/4

『ALSOKが教える おひとり女子が自分を守るための本』(ALSOK:監修/主婦の友社)

「もし、私の住んでいるマンションで連続殺人事件が起きたら…」。日本テレビ系ドラマ「あなたの番です」を見ていると、否が応でもそんな妄想を繰り広げてしまう。「あな番」を見た夜は、少しの物音でも何が原因なのかと部屋中を見回りたくなるし、戸締りもいつもより念入りに確認してしまう。ドラマを見て、「きちんと防犯対策しなくちゃ…」という気にさせられているのは私だけではないはず。「あな番」の世界はフィクションであるにしても、世の中には、きっとさまざまな危険があふれているに違いないのだ。

 そんな、防犯対策を徹底したい女子におすすめの本がある。それは、TVCMでもおなじみの大手警備会社・ALSOKが全面監修した『ALSOKが教える おひとり女子が自分を守るための本』(主婦の友社)。女性をターゲットにする犯罪の基礎知識や、護身術の基本になる考え方、シチュエーション別に集めた危険を回避する方法を、イラストとカンタンなコラムで教えてくれる1冊だ。いつでもどこでもサクサク読むことができるため、女性にはぜひとも一度読んでみてほしい。本書によれば、女性が標的にされやすい犯罪には、ちょっとした心がけで未然に防げるものも多いという。危険な目に遭うその前に、しっかりとした防犯対策を講じて、犯罪に巻き込まれないようにしよう。

 たとえば、この本では、こんな防犯対策が紹介されている。

・戸締りはしっかりと! マンションの上層階でも侵入される!

「マンションの上層階に住んでいるから、それだけでセキュリティ対策は必要ない」と思っている人がいるとしたら、それは誤りだ。高層階でも窓から泥棒に侵入されたという例は後を絶たない。対抗するには、通常の鍵に加えて、窓をダブルロックする補助錠がオススメ。工具などを使わずにカンタンに取り付けられるものもあるから、設置を検討してみてほしい。

・郵便物など個人情報のわかる書類は裁断して処分する

 公共料金の請求書やクレジットカードの明細など、個人情報がわかる書類は細かく裁断してから処分しよう。ゴミ出しも夜のうちに出してしまいたくなるが、持ち去られてしまうリスクがあるので、収集時間の直前に出すのがベスト。段ボールを出す際には宛名シールを剥がすひと手間を忘れないようにしよう。

・後ろから抱きつかれたら、一度しゃがんで大きく伸びる

 後ろから突然抱きつかれた時の護身術は、いざという時のために覚えておくとよい。そのような時は、相手の意表をつくため、背筋を伸ばしたまま、ぐっと一度しゃがみこむ。しゃがんだら、両手を合掌の形にして男性の腕の輪に割り入れ、両手を広げながら強く地面を蹴って前方に飛び出してみると、相手の腕が驚くほどカンタンに振りほどけるのだ。この護身術は、大ヒット映画『カメラを止めるな!』にも登場したことでも知られるが、実践的なものだとは知らなかったという人も多いのではないか。実際に自分でもできるようにしておくと良いだろう。

・家での写真撮影は位置情報をOFFに!

 スマホやデジカメなど、GPSで位置情報を計測できる機器で写真を撮ると、撮影場所の緯度、経度、高度といった情報が記録できるようになっている。主要なSNSでは投稿時にその情報が削除されるが、メールやファイル共有システムだと、位置情報の記録が残ってしまう。必要がなければ、スマホのカメラ設定で位置情報を記録させないようにしよう。写真から個人の情報が流出してしまうことは少なくないのだ。

 他にもこの本はたくさんの防犯対策を紹介している。犯罪に巻き込まれてから後悔するのでは遅い。この本を元に、防犯対策を見直してみよう。犯罪のターゲットになるのは、次は、あなたの番かもしれないのだから。

文=アサトーミナミ