【第6回 料理レシピ本大賞・お菓子部門大賞受賞】みきママの失敗なしで作れる『世界一親切な大好き!家おやつ』<作ってみた>

暮らし

2019/9/11

『世界一親切な大好き!家おやつ』(藤原美樹/主婦の友生活シリーズ)

 先日「第6回レシピ本大賞」が発表され、エントリー総数138タイトルの中から『世界一親切な大好き!家おやつ』(藤原美樹/主婦の友生活シリーズ)がお菓子部門の大賞に輝いた。本書は、簡単な家ごはんレシピが大人気の料理研究家・みきママが、「子育てや仕事でゆとりがない人でもお店みたいなおいしいお菓子が自宅で作れるように」と考案したレシピをまとめたもの。ページをめくると街でよく見かけるおしゃれスイーツがたくさん掲載されている。

 おいしそ~う! と手に取ってみたものの、私は昔からお菓子作りがどうも苦手。子供のために手作りのものをと意気込んで作っても、いつもレシピ本に載っている完成写真とはかけはなれたものができあがるのだ。でも“世界一親切”なら私にも作れるかもしれない…!! ということで、久々にお菓子作りに挑戦してみた。

お店の味を自宅で再現! 「チョコクロワッサン」(p.25)

 最初に作ったのは、カフェで人気のチョコクロワッサン。市販の冷凍パイシートで板チョコをくるくると巻き、表面にツヤだしのための卵を塗って200℃のオーブンで15分ほど焼くだけ、という超お手軽レシピだ。クロワッサンは生地から作ると大変だが、市販のパイシートを使えば手間も時間もギュギュッと凝縮できる。

 焼きたてを頬張ると、生地はサクッと香ばしく、中のチョコはとろ~り。少し焦げ目がついて焼きチョコのようになった部分も最高だった。甘いものが大好きな息子は目を輝かせ「これママが作ったの!? おいしーい!!」とあっという間に完食。この“おいしい”という言葉が聞けただけで、作りがいがあるというものです(涙)。

思い立ったらすぐに作れる「かぼちゃのパウンドケーキ」(p.46)

 続いて挑戦したのがかぼちゃのパウンドケーキ。パウンドケーキは一見難しそうだが、家にある材料でできる&コツいらずで、実は初心者向けなのだ。基本のレシピを覚えておけば、野菜や果物を入れたりと自分なりにいろいろアレンジできるのも楽しい。

 作り方は電子レンジで溶かしたバターに砂糖、卵を加えてよく混ぜ、さらに電子レンジで加熱してつぶしたかぼちゃを加えて混ぜ合わせる。ここに薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れてさっくりと混ぜ、型に流して180℃のオーブンで40分ほど焼いたらできあがり。途中、息子にも手伝ってもらったところ、難しい工程がないので楽しそうに作っていた。

 粗熱を取ってドキドキしながらナイフを入れてみると、中はしっとりふわふわ! これまでケーキ系はことごとく失敗してきただけに、心の中で小さく「ヨシッ!!」とガッツポーズを決めた。思った以上に簡単だし、しかもお店並みにおいしい。冷凍保存できるのも焼き菓子のいいところ♪

手土産にも喜ばれそうな「まるごとオレンジゼリー」(p.28)

 最後はオレンジの皮も果肉も全部使ったゼリー。実はこれ、私の大好物。お店で購入すると結構な値段のする高級スイーツで、お土産としても評判のいい一品だ。

 これも家で作れちゃうのね、とニヤニヤしつつ、まずはオレンジの果肉をスプーンでくりぬく。取り出した果肉をザルに入れて果汁を搾り、オレンジジュース、砂糖、溶かした粉ゼラチン、レモン汁を加えてよく混ぜ合わせ、オレンジの皮の器に流し込み、冷蔵庫で2時間ほど冷やし固めれば完成。

 ひと口食べると、絞ったオレンジの果汁がジューシーでとっても爽やかな味わい。息子も「なにこれ、うまっ!!」とおかわりを要求するほどお気に入りの様子だった。これなら誰かを自宅に招いた時も、おもてなしスイーツとして自信を持って提供できそう。仕上げにミントの葉やチャービルを乗せると、さらに見映えがアップする。

 というわけで、今回作った3品はすべて大成功!! 下準備についてなど各所に細かく丁寧なアドバイスが付いているので、本当にレシピ通りに進めただけで上手に作ることができた。

 本書にはハワイアンパンケーキやチョコスコーン、どら焼きなどお店みたいなおやつから初心者向けのパンレシピまで、人気レシピが多数収録。お菓子作りに自信がない…という人もこの本ならきっとうまくいくはず!

文・調理=齋藤久美子