大人気高校バスケ漫画・DEAR BOYS が4度目のティップオフ! 主役チームは打倒瑞穂に燃える湘南大相模

マンガ・アニメ

2019/12/21

DEAR BOYS ACT4(3) (講談社コミックス月刊マガジン)

著:
出版社:
講談社
発売日:
『DEAR BOYS ACT4』(八神ひろき/講談社)

 シリーズ累計4500万部突破。惜しまれながら完結した高校バスケ漫画『DEAR BOYS』が『DEAR BOYS ACT4』(八神ひろき/講談社)として再始動!

 第4シーズンである本作の舞台は、天才・哀川が率いた瑞穂高校のライバル、神奈川県No.1と名高い名門・湘南大相模高校。

 3年生になったエース・布施歩を中心に、湘南大相模バスケ部が全国制覇を目指すストーリーだ。

 本作はスピンオフ作品ではない。作者の八神氏があえて瑞穂のライバルだった湘南大相模を主役チームにしたのだそうだ。

『DEAR BOYS ACT4』1巻のあとがきによると「スポーツエリート校である湘南大相模。その部内の厳しい競争なども描いてみたい。そしてあの瑞穂を倒すべき敵にしてみたい」とのこと。

 この秋に『DEAR BOYS ACT4』3巻が発売されたばかりだから、今からでも遅くはない。2018年から連載が開始された、まったく新しい『DEAR BOYS』をぜひ読んでみてほしい。

スポーツエリートたちが燃える! 打倒瑞穂、目指すは全国の頂点

 バスケットボール部で全国にその名を轟かせる新潟県の天童寺高校。そこでキャプテンをつとめていた天才・哀川和彦。しかし哀川は「純粋にバスケを楽しめる環境に身をおきたい」と神奈川県の瑞穂高校に転入。瑞穂は県大会を勝ち抜き、見事インターハイ初出場・初優勝を成し遂げる…!

『DEAR BOYS ACT4』の物語は、瑞穂がインターハイを制した翌年の春から始まる。神奈川の湘南大相模高校バスケ部エース・布施歩は、前年に瑞穂に負けた悔しさを胸に、打倒瑞穂、そして全国制覇を目指していた。

 新生・湘南大相模には、多くの1年生が入部。そのなかのふたりがチームに変革の風をもたらそうとしていた。バスケットセンスはピカイチの柏木。そしてスポーツ推薦ではない一般入学ながら、驚くべき身体能力を秘めた森。彼らは高校の頂点を目指す湘南大相模で、レギュラーを目指す。

 一方、哀川が卒業した瑞穂高校には、『DEAR BOYS ACT3』の最終回でも登場した、転入生・京凌駕(かなどめりょうが)がいた。彼は“哀川の再来”と言われ頭角を現していた。この瑞穂の情報を聞いた湘南大相模のメンバーは、リベンジに燃えるのだった。

努力ししのぎを削る! 厳しいスポーツ名門校のレギュラー争い

 冒頭に書いたように、作者の八神氏が描きたいポイントで、本作のみどころになっているのが “スポーツ名門校の競争”だ。瑞穂高校は少人数で全国制覇を成し遂げたものの、現実のチームスポーツであれば、レギュラー争いは当たり前。その意味で本シリーズはスポーツ漫画としてのリアリティが増している。

 1巻で湘南大相模のレギュラー・柳本がけがをするエピソードがある。スポーツ推薦で入学、入部した彼は、「結果が出せなければ卒業までの保証なんてない」と思い悩む。これは実際にある、スポーツエリートたちの厳しい現実なのだ。

 ただこの柳本のけがにより、湘南大相模バスケ部の全員にチャンスが生まれる。そしてメンバー入りをかけた選抜試験が行われることになった。その試験である3on3の総当たり戦に、入部したての1年生、柏木と森も参戦。このように本作は、試合に勝つためのチーム内での競争が、丁寧に描かれている。

 発売されたばかりの3巻では、この選抜試験が決着し、インターハイ予選用のメンバーが発表される。ディフェンディングチャンピオン・瑞穂高校をライバル視する布施が、ますます気持ちを燃やして高みを目指すなか、森は謎の男と出会う…。この男の正体は?

 ますます盛り上がる『DEAR BOYS ACT4』。瑞穂VS湘南大相模、神奈川No.1を決める戦いが今から楽しみだ。

文=古林恭

この記事で紹介した書籍ほか

DEAR BOYS ACT4(3) (講談社コミックス月刊マガジン)

著:
出版社:
講談社
発売日:
ISBN:
9784065176306

DEAR BOYS ACT4(2) (講談社コミックス月刊マガジン)

著:
出版社:
講談社
発売日:
ISBN:
9784065162972

DEAR BOYS ACT4(1) (講談社コミックス月刊マガジン)

著:
出版社:
講談社
発売日:
ISBN:
9784065148150