人をダメにする悪の経典(※レシピ本)にご用心! バズレシピ料理研究家・リュウジ式 悪魔のレシピ【作ってみた】

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公開日:2019/12/29

『一口で人間をダメにするウマさ! リュウジ式 悪魔のレシピ』(リュウジ/ライツ社)

 とんでもなく実用的な悪の教典(レシピ本)はもうチェックしただろうか。

 第5回、第6回のレシピ本大賞2年連続入選、Twitterフォロワー数は100万人を超える「いま一番バズっている」といっても過言ではない料理研究家・リュウジさんによる『一口で人間をダメにするウマさ! リュウジ式 悪魔のレシピ』(ライツ社)。発売2週間で異例の第3刷となった本書は制作期間に1年以上を費やしたという、いわばリュウジさんの集大成ともいえるレシピ本である。

 本書のレシピはタイトルの通り、人をダメにするくらいおいしい“悪魔的”ラインナップ。最短で、最高の味が作れるという。しかも悪魔のレシピというとハイカロリーな“デブメシ”ぞろい…かと思いきや、掲載レシピの半分はなんと「低糖質」なのだ!

「こんなにウマい話があってもいいの…?」というくらい魅惑的なリュウジ式悪魔のレシピ。さっそく筆者も作ってみた。

最強の茄子バタ丼(p.22)

 1品目はツイッターで公開したレシピの中でも、Twitterで1万人以上が「いいね!」をつけた、「人間をダメにする伝説のレシピ」の中から「最強の茄子バタ丼」。リュウジ式悪魔のレシピの醍醐味である「最短で、最高の味」とやらを堪能してみる。

 作り方は楊枝で穴を開けた茄子をラップに包み電子レンジで約2分。茄子は縦に細長く裂き、ごはんをよそった丼に盛り付ける。味付けはバター、めんつゆ、わさび。かつおぶしをまぶして即完成。

 お肉がなくて物足りない…、なんて心配はご無用。バターのコクが加わった茄子は食べごたえが最強! 肉厚な茄子、それだけでごはんが進む。…いやむしろ止まらなくなる危険な一品である。

マーボーバーグ(p.30)

 2品目は「胃袋がブラックホール新・定番おかず」レシピの中から、今までの常識をくつがえす「マーボーバーグ」。食欲をそそるガッツリ飯かと思いきや、食べごたえ満点の「低糖質」レシピだ。まさに肉好きのための麻婆豆腐である。

 作り方は豚ひき肉、パン粉、調味料をこねてハンバーグのタネを作り、フライパンで焼く。肉をフライパンの端によせ、にんにく、豆腐、水、調味料を加えてかるく煮詰め、水溶きかたくり粉でとろみをつけて完成。仕上げにラー油と小ねぎをお好みでかける。

 ハンバーグをザクザクと崩しながら豆腐と一緒に食べれば、中華ならではのピリッとした濃いめの味が口いっぱいに広がる。これはビールがほしい! そして中央に鎮座するハンバーグの肉肉しい食べごたえ。これで低糖質は罪深すぎる…。

ねぎトロのせ和風カルボナーラ(p.94)

 3品目は「魅惑の新世界アレンジ麺類」レシピの中から「ねぎトロのせ和風カルボナーラ」。「手軽でおいしいけど、いつもおんなじ味になりがち…」な麺料理に風穴を開けた、新感覚のメニューである。火を使わず、電子レンジだけで作れるお手軽さも魅力だ。

 作り方は耐熱容器にパスタを半分に折り入れ、しょうゆ、めんつゆ、バターなどの調味料、水を加え、レンジで加熱。器に盛り、ねぎトロ、卵黄をのせ、小ねぎ、黒こしょうを上から振って出来上がり。

 よく混ぜて食べてみると、和風カルボナーラというネーミングに納得する濃厚さにびっくり! ねぎトロがまるでなめらかなソースのようで、クリーミー感を演出している。この手軽さで、このおいしさはリピート間違いなしだ。

 簡単でおいしい、しかも掲載レシピの半分は低糖質。悪の教典ことリュウジ式悪魔のレシピは、毎日の料理作りをラクにも、楽しくもする1冊だ。

 本書にはTwitter未公開の「秘蔵レシピ」も満載! 自宅の食卓に「悪魔的・新定番メニュー」を迎えてみてはいかがだろうか。

文=ひがしあや

この記事で紹介した書籍ほか