朝忙しい時は「レンチンだけ」でお弁当完成! 作り置きにも役立つ超簡単レシピ【作ってみた】

暮らし

公開日:2020/3/21

『てんきち母ちゃんの らくべん! レンチンだけ、あるものだけ、実働3分!』(井上かなえ/ダイヤモンド社)

 春になり、新生活を迎えるこの季節。「春からお弁当生活がんばろう!」と前向きな人も、「あぁ、お弁当作りが始まるのか…」とちょっと不安な人も、やっぱり作るからには美味しいお弁当を作りたい! と思っているはず。でも毎日続くことだし、手間がかかりすぎるのは辛い…というのが本音。
 
 そんな人にオススメしたい、画期的なレシピ本を発見しました。『てんきち母ちゃんの らくべん! レンチンだけ、あるものだけ、実働3分!』(井上かなえ/ダイヤモンド社)は、3人の子どもたちに10年間もお弁当を作り続けてきたという「てんきち母ちゃん」によるリアルなお弁当レシピの本。
 
 この本の最大の特徴は、紹介されているすべてのレシピが「1回のレンチン」で作れるということ。フライパンや鍋を使う必要がないので、洗い物の手間も大幅に省けますし、時間も短縮。いったいどんなお弁当が作れるのか、実際に作ってみました!

「鶏とれんこんのバター醤油丼」(p.37)


 1つめは、バター醤油の風味でご飯がすすむ「鶏とれんこんのバター醤油丼」。耐熱コンテナに、半月切りか輪切りにしたれんこん、そぎ切りにした鶏むね肉に塩、砂糖、酒、醤油、薄力粉を絡めたものを入れ、バターを加えて蓋を乗せ、レンジで4分加熱するだけ。あとはご飯の上に盛り付けてねぎとブラックペッパーを散らして完成。
 
 肉に小麦粉を絡めていることでとろみがあり、しっとりと食べごたえのあるおかずに仕上がっていました。バター醤油の香ばしい味でご飯が美味しい! れんこんを長芋やなすに変えても合うそうです。

「なすと豚肉の味噌炒めのっけ」(pp.44~45)


 2つめは、味噌の甘辛味がたまらない「なすと豚肉の味噌炒めのっけ」。耐熱コンテナに乱切りにしたなす、豚バラ肉、砂糖、味噌、醤油、豆板醤を入れて軽く絡め、蓋を乗せます。それと一緒に、半分に切ってラップに包んだいんげんも電子レンジに入れ、4分加熱。いんげんは出汁醤油とすりごまで和えて、ご飯と一緒にお弁当箱に詰めれば完成です。手に入りそうであれば、最後に糸唐辛子を乗せるとさらに見栄えがよくなります。
 
 豆板醤のピリッとした旨辛味と豚肉のボリューム、なすのジューシーさで食べごたえもしっかりとあり、電子レンジで作ったとは思えない仕上がりに。お弁当のおかずとして作るのもいいですが、晩ごはん時に多めに作っておいて使い回せば一石二鳥。作り置きおかずとしても重宝しそうな簡単レシピです。

advertisement

「豚高菜パスタ」(p.77)


 最後はパスタで作る、包丁もまな板も一切使わないお弁当、「豚高菜パスタ」。耐熱コンテナに半分に折ったパスタ、豚ひき肉、高菜漬け、醤油、水を入れて軽く混ぜて蓋を乗せ、レンジでパスタの表示加熱時間プラス2分加熱します。あとは1口サイズに丸めながらお弁当箱に詰め、好みでブラックペッパーをふれば完成。
 
 豚肉の脂や高菜の風味が効いているので、味付けは醤油のみでありながら立派なパスタ料理に仕上がりました。コンテナで作るパスタは、覚えておくと毎日の食事にとても役立ちそうです。高菜は、しば漬けやザーサイ、キムチに変えても美味しいとのこと。

 どのお弁当も、本当に少ない手間で作れる上フライパンを汚すこともなく、電子レンジに任せっぱなしでOK。ささっと準備してレンジに入れれば、あとは出かける準備をしている間に完成しています。この手軽さは、一度知ってしまうとクセになりそう。一人暮らしの人であれば、お弁当としてだけでなく、普段の食事のレシピとしても活躍しそうです。
 
 これから初めてお弁当作りを始める人、今まで時間や手間がかかって面倒だと思っていた人は、ぜひこの『てんきち母ちゃんの らくべん! レンチンだけ、あるものだけ、実働3分!』を通じて、レンチン弁当にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

調理、文=月乃雫

この記事で紹介した書籍ほか