姦通罪に問われ切腹を言い渡されたが…「痛えからいやだ」!? 時は幕末、社会からのドロップアウトを決めた主人公を描く、浅田次郎のユニークな一作!

文芸・カルチャー

2020/3/29

『流人道中記』(浅田次郎/中央公論新社)  時は幕末。「桜田門外の変」はすでに起こってしまい、徳川政権瓦解まで残された時間はあと十年足らず。そんな時代を舞台にした痛快時代小説がまた一つ誕生した。  著者はエンターテインメント小説の王様・浅田次郎だ。  浅田さんなら幕末の動乱を描くにとどまらないだろう、と思ったあなた。... 続きを読む