シリーズ累計600万部! 人気料理ブロガーのレンジで作れる絶品レシピ第2弾【作ってみた】

暮らし

2020/4/10

『syunkonカフェごはん レンジでもっと! 絶品レシピ』(山本ゆり/宝島社)

 今、売れに売れているレシピ本『syunkonカフェごはん』(宝島社)をご存じだろうか? 料理ブロガー山本ゆりさんがブログに紹介した、どの家庭にもある食材と調味料で簡単に作れるレシピをムック化したもので、全9種類のシリーズ累計600万部を誇る超人気作だ。

 山本さんのレシピ本のさらなる魅力は、“読み物”として楽しめる点にある。実際本を手に取った読者からも「レシピ本をちゃんと読んだの初めて」「思わず笑ってしまう…」「親近感がわいた」といったコメントが多数。気になる中身を、シリーズのなかでも電子レンジ料理限定の『syunkonカフェごはん レンジでもっと! 絶品レシピ』(宝島社)から少しご紹介しよう。

鬼リピ主婦急増!? 「包丁不要! 納豆チャーハン」(p.13)

 本書は、約4年前に出版された『syunkonカフェごはん レンジで絶品レシピ』の第2弾。まずはブログやツイッターで話題のレンジだけで作れる「納豆チャーハン」を作ってみた。耐熱容器に卵、ごま油、付属のタレを混ぜた納豆を加えて混ぜる。

 ラップをかけずにレンジで約1分加熱し、ここにご飯と顆粒鶏ガラスープの素、しょうゆ、塩・こしょうを入れて混ぜ、さらにレンジで2分加熱すればできあがり。

お好みで青ネギをのせて完成!

 先に卵と油を混ぜて火を通すため、フライパンなしでも全体がパラッとした仕上がりに。子どもにも受けのよさそうな味で、うちの息子も大喜びで平らげた。中にはこのチャーハンが好きすぎて自分で作れるようになった小学生もいるそうだ。

「納豆が苦手でも食べられました!」の声がたくさん届いてびっくり。(我が夫と姉は完全拒否でした)

 本書にはこんな風にレシピごとに山本さんのコメントが付いているのだが、その文章の歯に衣着せぬ物言いがおもしろい。レシピの中には兄と妹が会話をしながら教えてくれるレシピなんかもあり、料理を作らない人が読んでも楽しめる構成だ。

ふっくらやわらか!「レンジで1発! 鶏ときのこのクリーム煮」(p.26)

 レンジで肉料理なんてパサパサになりそう…。そんな主婦の不安を払拭する料理がこちら。耐熱ボウルにしめじとまいたけ、ひと口大に切って塩・こしょうをふった鶏もも肉を入れ、小麦粉をからめる。顆粒コンソメスープの素、牛乳、にんにくのすりおろし、バターを加えて混ぜ、レンジで10分加熱し、塩・こしょうで味を調えればあっという間にクリーム煮の完成。

 食べてみると鶏肉はやわらかく、クリームにもしっかりとコクがある。レンジで作ったとは思えないほど本格派な1皿になった。

バターはかたまりのままでOK。底のほうに適当に埋めてください

 レシピを見ながら作っていると、「これであってるのかな?」という場面によく出くわすが、本書には上記のようなかゆいところに手が届くプチアドバイスがちりばめられているので、失敗もなさそうだ。

子どもが喜ぶ「材料4つ! スイートポテトデザート」(p.82)

 最後はスイーツより、うちの息子が愛してやまないさつまいもを使った1品に挑戦。皮をむいて輪切りにしたさつまいもと水を耐熱容器に入れてふんわりとラップをかけ、レンジで5~6分加熱。湯を捨ててさつまいもをフォークでつぶし、粗熱が取れたら砂糖、卵、牛乳を加えて混ぜ、レンジで4分30秒ほど加熱する。これを冷蔵庫で冷やせばできあがり。

 スイートポテトの中にプリンのような食感が隠れていて、ほっこりとなごめる味わい。忙しいのに手作りおやつなんて作ってられるか…! と思っていたが、これなら働く主婦も無理なくレパートリーに加えられそうだ。

 本書には今回紹介したようなレンジだけでできる簡単レシピが151品収録。外出自粛で自宅にいる時間が増えている今、パパッと作れるお手軽料理のレパートリーを増やすにはもってこいの1冊かもしれない。

調理・文=齋藤久美子

この記事で紹介した書籍ほか