1分1秒が惜しい朝に! 速攻できる、具だくさんみそ汁で免疫力アップ【作ってみた】

食・料理

公開日:2021/2/20

みそ汁はおかずです

著:
出版社:
学研プラス
発売日:
みそ汁はおかずです
『みそ汁はおかずです』(瀬尾幸子/学研プラス)

 寒い日や忙しい朝は、野菜を洗うのも切るのも面倒。だしなんて取っている余裕はない。でも、できれば1日1回くらいは汁ものもちゃんと作りたい。発酵食品をしっかりと摂って免疫力をアップし、維持したい。そう感じている人は多いはず。『みそ汁はおかずです』(瀬尾幸子/学研プラス)は、そんな葛藤を抱えている人にピッタリの、みそ汁だけを集めたレシピ本だ。本書で紹介されているみそ汁は、簡単に作れるうえ具材も豊富。そのため野菜不足などの解消にもつながり、満足感も満腹感もしっかりと得られる。

みそ汁はおかずです

 野菜を洗ったり切ったりする時間すら惜しい朝。おすすめなのが、みそ汁の具を冷凍しておき、凍ったままだし汁に入れるアイデア。巻末に「自分でできる冷凍食材」というページがあるのでぜひ参考にしてもらいたい。よく使う食材をまとめて下処理して冷凍保存しておけば、毎日のみそ汁作りもあっという間だ。

みそ汁はおかずです

 また、「だし」についても、かつお節と昆布できちんとだしを取らないといけないと思うと、億劫になってしまいがち。具からうま味が出るので、顆粒だしやだしパックでも使いやすいものを選べばいいのだという。さらに、そのうえでお手軽にできる、かつおだし、昆布だしの作り方も紹介している。これなら毎日作るハードルもグッと下がりそう! そこで筆者も、気になったものをいくつか試しに作ってみた。

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「豆腐+卵+万能ねぎ」

みそ汁はおかずです

  1つめは、「豆腐+卵+万能ねぎ」。鍋にだし汁、手で2cmくらいにちぎった木綿豆腐を入れて強火にかけ、煮立ったら中火にして豆腐が温まるまで煮る。あとはみそを溶かし入れて溶き卵を加え、卵がふわっとしたらねぎを入れて完成。

 豆腐、卵、ねぎだけのとてもシンプルなみそ汁だが、ふわふわ卵と食べごたえのある豆腐、ねぎの風味が絶妙なバランスを生み出し、卵雑炊を食べているようなほっとする味わいに。ねぎも今回は包丁で小口切りにしたが、少し長めにちぎって入れればまな板も包丁も使わずに完成する。短時間でできるので、朝食にもオススメしたい。

「さつまいも+豚薄切り肉+にんにく」

みそ汁はおかずです

 2つめは、「さつまいも+豚薄切り肉+にんにく」。鍋に皮をむいて切ったさつまいも、豚薄切り肉、にんにく、だし汁を入れて強火にかけ、煮立ったら中火にしてさつまいもがやわらかくなるまで煮る。あとはみそを溶き入れてひと煮立ちさせれば完成。

 さつまいもの甘さ、豚肉のうま味、にんにくのパンチのある味とバランスが良く、簡単にしっかりまとまりのある味に。イモ類は冷凍しづらいと思っている人も多いが、実はさつまいもはじゃがいもと違い生のまま冷凍保存できる食材。切って冷凍しておけば、いつでも手軽に使うことができる。

「みそカレーシチュー」

みそ汁はおかずです

 最後は「みそカレーシチュー」。鍋に鶏もも肉、長ねぎ、長いも、だしの素、鶏がらスープの素、水を入れて強火にかけ、煮立ったらあくを取り除いて中火にして8分ほど煮込む。あとはみそと豆乳を加え、カレールウを加えてとろみが出るまで加熱すれば完成。

 こちらはみそ汁というよりは、豆乳とみそのまろやかさをプラスしたスープカレーのような感覚。和風にまとめ上げたカレー風味のスープに長いものホクホク感、鶏のだしがよく合う…! 長ねぎも長いもも生のまま冷凍保存できるので、こちらも切って冷凍しておくとより効率がアップする。

 作ったどのみそ汁も具だくさんで満足感があり、かつ手間がかかりすぎない工夫がなされている。冷凍保存可能な食材を使えば、野菜たっぷりな具だくさんみそ汁でも無理なく日常的に作り続けることができる。今まで汁ものは大変、みそ汁が似通ってしまうのは仕方ない、と諦めていた人は、本書を読めばきっと考えが変わることだろう。

調理、文=月乃雫

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みそ汁はおかずです

著:
出版社:
学研プラス
発売日:
ISBN:
9784058008065