外国人美少女とゲーセン店員が織りなす、ニヤニヤ必至のラブコメマンガ!

マンガ

更新日:2021/8/3

ゲーセン少女と異文化交流
『ゲーセン少女と異文化交流』(安原宏和/KADOKAWA)

 人気アニメ・マンガなどのグッズがゲットできるクレーンゲーム、友達・恋人同士の大切な思い出を作るプリクラ、音楽に合わせてパネルを叩くリズムゲームなど、さまざまなゲームが楽しめるゲームセンター。

 そんなゲームセンターこと“ゲーセン”が舞台となっているのがSNSで人気を博したマンガ作品『ゲーセン少女と異文化交流』(安原宏和/KADOKAWA)だ。ゲームセンターでアルバイトする大学生の草壁蓮司と、イギリスから日本に引っ越したばかりの中学生リリー・ベイカーが、ひょんなきっかけで出会い、ほっこりするような異文化交流を繰り広げる。

「ゲームセンターとかゲームにはあまり縁がなくて……」とタイトルで敬遠してしまう人は、ちょっと待ってほしい。ゲームセンターは2人の出会いの場であり、交流を深める舞台に過ぎない。本作のメインは、思わずニヤニヤしてしまうラブ・コメディ、そうラブコメなのだ! ゲーマー特有の難解な世界観であったり、専門用語が飛び出したりする作品では決してない。今回は勝手ながら、個人的に選んだ本作の魅力を3つ語らせていただこう。

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魅力その1「とにかくリリーが可愛い」

ゲーセン少女と異文化交流

 本作のヒロインであるリリーはとにかく可愛い。だが、その可愛さは見た目だけの話ではない。彼女は13歳の中学生。恋心を抱く年上の大学生・蓮司に振り向いてもらおうと精一杯背伸びをする。時にはオシャレをしたり、時にはお菓子作りにチャレンジしたり、時にはダイエットをしたり。そのとにかく一生懸命な姿にキュンキュンしない人類はいないだろう。

 少し背伸びした大人な自分を見てほしいという乙女心。垣間見える等身大の中学生としての子供らしさ。そして、周囲を振り回しながらも愛されるポンコツっぷりは“魅力的”の一言に尽きる。

魅力その2「とにかく面倒見が良い蓮司」

ゲーセン少女と異文化交流

ゲーセン少女と異文化交流

 リリーが想いを寄せる蓮司は18歳の大学生。リリーの懸命なアタックに気づかないなど恋愛に関しては鈍感だが、とにかく面倒見が良い。2人の出会いのきっかけも、彼の面倒見によるもの。そして、時にリリーのハートを射抜くようなカッコいい姿も。

魅力その3「英会話の勉強にも?」

ゲーセン少女と異文化交流

 リリーは日本に来たばかり。そのため、彼女のセリフは基本的に英語だ。しかも、彼女が使う英語は中学英語レベルの表現が多く、ちょっとした英語の勉強になるかもしれない。

 頑張ってオシャレした洋服に気づいてほしくて「Noticed anything?」(何か気づかない?)と頬を赤らめながら言うセリフ。今度、男友達と遊ぶときに使ってみよう。もちろん、顔を赤らめて。

 蓮司とリリーのゆる~く、ほほえましい関係。仕事でどんなにイヤなことがあっても、恋人がいない悶々とした時間を過ごしていても、意味もなく憂鬱に感じる毎日でも、この2人を見ているだけでクスリと笑える。いや、ニヤニヤ必至だ。本書の唯一の欠点を挙げるなら、電車の中で読むならば注意が必要だということだろう。

文=冴島友貴

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