子どもの英語教育って何歳から始めたらいいの? 忙しいママのための“英語に強い子”の育て方

出産・子育て

公開日:2021/11/5

小学生で高校卒業レベルに! 英語に強い子の育て方 0~9歳児の親が今できるすべてのこと
『小学生で高校卒業レベルに! 英語に強い子の育て方 0~9歳児の親が今できるすべてのこと』(江藤友佳/翔泳社)

 英語ができれば、将来の選択肢が広がる――。ずっとそう言われて学生時代を過ごしてきたが、20代半ばの今振り返るやはりそれは正しかったと思う。英語はほとんどの大学入試で必須科目な上、とくに私立文系では配点が高い。社会人になり普段は日本語で仕事をしているが、外資系へ転職を考えたら“英語面接”が大きな壁になる。もちろん大人になってからでも勉強はできるが、忙しい合間をぬって英会話教室に通うのは大変だ。自分も幼いころに英語を身につけておけたら、と思ったことは一度や二度ではない…。

 ますますグローバル化が進む昨今、子どもの英語教育に悩む家庭は多いのではないか。「なるべく小さいころから始めたほうがいいのか?」「普通の子育てだけで大変なのに、英語教育にかけるお金も時間もない」「そもそも何から始めればいいのか?」――。そんな悩みの助けになるのが本書『小学生で高校卒業レベルに! 英語に強い子の育て方 0~9歳児の親が今できるすべてのこと』(江藤友佳/翔泳社)だ。著者・江藤友佳さんは、コロンビア大学大学院出身の二児の母。なんとフルタイムで働きながら子どもの英語教育に力を入れ、長女は小5で英検2級、次女は小3で英検準2級に合格したというから驚きだ。

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小学生で高校卒業レベルに! 英語に強い子の育て方 0~9歳児の親が今できるすべてのこと P5

やっぱり英語は小さいころからやったほうがいいの?

 本書では、多くの親が抱く疑問に英語学習の理論で答えながら、ライフスタイルに合わせた無理のない学習環境づくりを提案してくれる。まず、親がいちばん気になるのは、何歳から英語教育を始めるべきかだろう。ママ友やパパ友が子どもを英語教室に通わせていると、「ウチの子はこのままでいいの?」と不安になるかもしれない。

 江藤さんによれば、英語学習は「開始時期」よりも「量」が大事。ネイティブレベルの英語力を身に着けるには、約8800時間が必要だという。早くに始めることで先の計画は立てやすくなるが、すぐやめてしまうのではあまり意味がない。筆者も幼少期に英語教室に通った記憶があるが、長く続かなかったので、中学で本格的に学び始めるころにはイチからやり直しだった。

忙しい家庭でどう英語の時間をつくる?

 では、どのように子どもが英語に触れる時間を作ればいいだろう? 「共働きであまり時間がとれない」「自分は英語が堪能ではないから教えられない」と心配になる方もいるだろう。江藤さん自身も共働き・フルタイム勤務で、子どもたちと過ごす時間は1日3時間ほどだった。それでも英語学習の時間を確保できたのには、本やおもちゃの存在が大きいようだ。たとえば江藤さんが夕食を作っていて手が離せないとき、子どもに英語のおもちゃを与えておき、それがベビーシッター代わりにもなってくれたという。

 英語のおもちゃや本は、ネイティブの子どもたちに人気のあるものや、自分の子どもが好きなキャラクターのものだと興味を持ちやすいそう。キーボードを打ち込むと音が出るような「デジタルおもちゃ」もおすすめだ。また、「ママとのお風呂は英語のみ」というように、毎日10分でもルール化して英語に触れる時間を作るのも有効だという。家の中でずっと英語を話すとなると親も子どもも大変だが、無理のない範囲で生活の中に取り入れることで続けやすくなる。

 本書ではほかにも、「子どもの英語イヤイヤ期にどう興味を持ってもらうか」や、「音と文字を紐づけるフォニックス学習の効果」「書く力を高めるための英語絵日記」など、さまざまな角度から英語教育に悩む親たちの助けになる情報が満載。本書を読んで、自分の家庭に合った英語教育の形を家庭内で相談してみるのもよさそうだ。

文=中川凌(@ryo_nakagawa_7

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