読了後のゾクゾク感がたまらない! 切れ味最高のサイコミステリーと称される『焼けた釘』の魅力をマンガで解説!
PR 更新日:2021/11/11
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産業編集センターが主催する文学賞「暮らしの小説大賞」で大賞に輝いた『焼けた釘』(くわがきあゆ/産業編集センター)が、2021年10月13日に発売された。読み進めるほどに巧妙な伏線が絡み合い、最後まで展開が読めないサイコミステリーの発売に、ネット上では早くも大興奮の声が続出。「切れ味最高のミステリーに出会えた!」といった感動のコメントが相次いでいる。
故郷の出入野(いづいるの)に帰省した千秋は、後輩の萌香と偶然再会。どうやら彼女は、ストーカー被害に遭っているようだった。そして数日後、萌香の刺殺体が発見される。事件を知った千秋は、萌香の服装を真似て素人ながらに調査を開始したのだった――。
作中には萌香と付き合っていたという男性やバイト先の同僚など、怪しい人物が次々と登場するのだが、おそらく読み進めるほどに“ある違和感”を抱くはず。なぜ千秋は萌香の格好を真似しながら犯人探しをしているのか…。それも違和感のひとつであることは言うまでもないだろう。
また物語は、隣県の斜岡(はすおか)で働く杏という女性の視点でも繰り広げられていく。杏はある日、恋している会社の先輩と同僚の樹理が休日に同じ場所にいるところを目撃してしまう。2人は付き合っているのではないか、と杏が疑いの目を向けはじめると、物語は急展開を迎える。
一見絡み合うことがないように思える2つの物語は、予想外の交わりを見せ、1つの終着点へと辿り着く――。
予想を裏切る急転換、急発進が繰り返される展開に、読者からは「とにかく怖くて刃物のような切れ味! もちろん騙されたし、まさかのラストにゾワゾワが止まりませんでした!」「こんなものは予想もしなかった! 心構えもできていなかったから不意打ちをもろにくらってしまった」「2人の物語がどう繋がるのかも見どころだし、ラストまで騙されまくる展開に興奮しました!」「千秋のキャラにも驚き、杏の家庭にも仰天。帯に書いてある通り騙された!」といった好評の声が続出している。
また11月2日には、マンガ家の山北東氏
(@north_mountain9)
によって描かれた『焼けた釘』の紹介マンガも公開。同書が放つ不穏な雰囲気をセピアと真っ赤な色彩で表現しているため、より世界観が掴みやすくなるはずだ。




アンニュイな表情のキャラクターを多数生み出している山北東氏は、『ちょっとだけ変な世界でアルバイト』や、月刊コミックビームに掲載された読み切りマンガ『夢見列車のかいぶつ』などで知られるマンガ家。ちょっぴり闇を覗かせるイラストの数々に、ファンからは「キュートな絵柄がとっても好みです!」「山北東さんの絵をみたら嫌なこと吹っ飛びました!」といった感想が上がっており、SNS上で注目を集めている人物だ。
人によってミステリー小説は、ハードルが高く、購入を躊躇ってしまうこともあるカテゴリー。しかし、いざ読み始めてみれば、きっと山北東氏と同じ気持ちになれるはず。この機会に、臨場感たっぷりのミステリー小説の“沼”にハマってみてはいかがだろうか。