10歳の子供先生は実は魔法使い! ハーレムなだけじゃない本格ファンタジー!

2012/10/12

魔法先生ネギま! (1)

ハード : PC/iPhone/iPad/Android 発売元 : 講談社
ジャンル:コミック 購入元:eBookJapan
著者名:赤松健 価格:432円

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赤松健といえば『ラブひな』『AIが止まらない!』などで有名な萌えハーレム漫画の金字塔のような漫画家ですよね。大して取り得のない主人公に次々に惚れていく美少女たち、というハーレムもの。けれど、本作の主人公・ネギは惚れるだけの要素があります。10歳なのに日本の女子中学校の教師を勤めるほど天才かつ英国紳士らしく誠実で、しかも魔法使いなのです。

私は小学生の時から赤松さんの絵が大好きで、ずっと購読していたのですが、『ネギま』からは作風がガラリと変わりました。それまでハーレムばかりだったのに、まさかの熱血バトルファンタジーになってしまったんです。とはいっても1巻の時点ではラブコメ色が強いのですが、4巻からは本格的なバトル展開に入ります。それも西洋魔術VS東洋魔術! 本作はラブコメの皮を被った、アクションファンタジー漫画なのです。

それにしてもネギの天才さはハンパないです。3週間で日本語をマスターし、10歳にして教師を務められるのですから。しかしそれだけではなく、魔法使いとしての才能もあります。実はネギには憧れる魔法使いがいます。その人は世間では死んだと噂されているのですが、ネギは噂を信じていません。世界のどこかに必ずいるであろうその人に会うためにも「マギステル・マギ(立派な魔法使い)」になると決心しています。早く「マギステル・マギ」になってあの人に会いたい。ネギが年齢のわりに大人びている理由はそこにあるのかもしれません。

ネギのクラスには、赤松漫画では基本となるツンデレ、はんなり美人、前髪娘、お嬢様、お姉様、剣士はもちろん、チャイナ、ネットアイドル、傭兵、忍者、魔法使い、幽霊、吸血鬼、ロボット、烏族、魔族、未来人など、個性豊かすぎる女の子たちがいます(笑) ストーリーの深い部分にも関わってくる生徒たちです。しかしヒロインが総勢31名という多さには、未だに驚きを隠せません…。

本作は全巻を通して、大きく〈学園編〉〈修学旅行編〉〈学園祭編〉〈修行編〉〈魔法世界編〉と分けられています。〈修学旅行編〉では東洋魔術師たちに捕らわれたお嬢様を助けるべく嵐山、映画村などで戦いを繰り広げます。〈学園祭編〉では未来人の陰謀を巡って、教師・生徒・一般客を巻き込んでの大バトルが始まります。生徒達により大アミューズメントパークと化した学園祭も見物です。〈修行編〉で更なる実力を付け、〈魔法世界編〉では、世界の未来をかけた正当派ファンタジーアクション展開が待っています!


ネギがクシャミをするとスカートがなびいたり、なぜか服が脱げちゃいます(笑)ファンタジーではありますが、赤松健ブランドとしてしっかりお色気はあります

出会い頭に「あなた 失恋の相が 出てますよ」とメインヒロイン(?)に言うネギ

ネギの受け持つ2-A。元気で個性的な女の子ばっかりです!

本作のヒロインです。冗談ではなく、全員がヒロインです

子供ということで、最初から生徒たちにモテモテなネギくん

「わずかな勇気が 本当の魔法」。本作で一番の名言です!

「ラス・テル マ・スキル マギステル」。ネギ専用の“魔法の始動キー”です。魔法使いは、個人がそれぞれオリジナルの“始動キー”を持っています

赤松漫画では欠かせない入浴シーンです。寮の大浴場は、今後も頻繁に出てきます(笑)
(C)赤松健/講談社