知らなきゃ損する、恥をかく!? 賢く生きるための常識ひと揃え

2011/9/7

今さら他人(ひと)には聞けない大人の常識力630+α

ハード : PC/iPhone/iPad 発売元 : 光文社
ジャンル: 購入元:電子文庫パブリ
著者名:エンサイクロネット編 価格:630円

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「塩少々」と「塩ひとつまみ」はどちらが多い? 「ご持参ください」が間違った使い方なのはなぜ? O型が誰にでも輸血できるのはどうして?

読んでいると、普段何気なく使っている言葉や表現が実は間違っていたり、その背景を知らないことで十分に活用できていなかったことに驚かされる。

ちなみに、「塩少々」は、親指と人差し指でつまんだ量で、小さじ4分の1程度。「塩ひとつまみ」は、親指、人差し指、中指の3本でつまんだ量で、小さじ半分程度とのこと。知らなくても生きていけることだが、知っていれば話の種になったり、日常生活が円滑になるヒントが集められている。

この本の特徴は、とにかく幅広い分野を網羅していること。敬語・謙譲語の表現から始まり、料理の基本、怪我をした時の応急手当て、歴史に数学、理科、音楽の基本知識、政治経済の常識、寿司屋の作法、“マンネリを救う江戸四十八手の風雅”なんていう項目まである。「有理数」、「アルキメデスの原理」って何だっけ?というような、せっかく勉強したのに忘れてしまっている中学・高校時代の復習にもなったりするのだ。

タイトルにもあるとおり、630+αと、紹介されている項目数はかなり多い。必要度で分けると、知らないと恥をかく常識、知っていると得をする情報、知らなくてもいい情報、常識というより個人的見解では? という項目までさまざま。例えば、「女性の服装をほめる」という項目では、「大切なのはとにかくタイミング。あいさつが終わったら、早いタイミングでほめること。」とある。「素敵なお洋服ですね」という表現は着ている物だけを褒めているので不十分で、「よく似合っている」、「いつもお洒落」と褒めるべきとも。やや余計なお世話という気もする。

分野が広過ぎて人によっては全く興味のない項目があるのと、共著が理由と思われる、著者の違いによる文章力・情報量のバラつきがあるので、一つ一つ読み込むというよりは、小見出しにざざっと目を通しながら、気になった項目を読むという方法がいいと思われる。一つの項目は10~20行程と分量が少ないので、移動中などに読むには適している本だ。

タイトルで思わず読まずにはいられなくなる項目も多数

天気予報の「平年」の意味なんて気にしていなかったが、意味を知って「へぇ~」の連続

一項目あたりの文字量が少ないので、サクサクと読み進められる