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レビュー

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レビューの記事一覧(1,103件)

  • レビュー

    距離感がバグった無邪気な従妹に翻弄される! 夏休みの田舎を舞台に、あの頃の記憶が蘇るカントリーラブコメ『いとこのこ』【書評】

    『いとこのこ』(いぬちく/KADOKAWA)は、思春期ならではのピュアでもどかしい「いとこ同士の恋」を描いたラブコメだ。  父親の奔放な行動をきっかけに、夏休み中は叔…

    マンガ

    2025/10/29

  • レビュー

    注目作家・森バジルの最新作『探偵小石は恋しない』に「度肝を抜かれた」人が続出!仕掛け満載、話題の本格ミステリ【書評】

     すっかり騙された。と気付いたと同時に、あまりにもあっけなく騙された自分をほんの少し恥じた。それなのに、どうしてだろう。どういう訳か頬がゆるむ。だって、この本…

    文芸・カルチャー

    2025/10/29

  • レビュー

    35歳独身彼氏ナシでも価値は下がらない!卵を産まない女性たちと少女が見つける自分らしい生き方【書評】

     『Untitled Flowers ~卵を産まないわたしたち~1』(ISAKA/KADOKAWA)は、何者でもない自分のまま、自分らしく生きることを応援してくれる作品だ。読めばきっと“自分ら…

    マンガ

    2025/10/29

  • レビュー

    心に傷を負ったOLを救う鮭かま弁当。北海道の路地裏の弁当屋からはじめる癒しの物語【書評】

     心身が疲れたとき、美味しい食べ物はお腹も心も満たしてくれる。『弁当屋さんのおもてなし1』(十峯なるせ:漫画、喜多みどり:原作/KADOKAWA)は、食べ物が人の心を癒…

    マンガ

    2025/10/28

  • レビュー

    かわいらしく描かれたうさぎやかえるから急転直下! 「こわい箱」から語られる物語はあなたに新しいホラー体験をもたらす『こわいやさん』【書評】

     ホラー作品は、表紙を含めて一目で「恐怖」が伝わるように作られているものがほとんどだ。そんななかで異彩を放つコミックが、かわいらしい動物が登場する『こわいやさ…

    マンガ

    PR 2025/10/27

  • レビュー

    地球を救ってくれた恩人の宇宙人を殺して食べる…歪んで見える世界に歯向かう少女と青年の狂気の行く末は?『ドラマクイン』【書評】

     巨大隕石の接近で地球が滅ぶと思われた時、宇宙人が現れてその危機を救った。それから宇宙人たちは地球に住みついて人間と共生し、9年が経った。『ドラマクイン』(市川…

    マンガ

    PR 2025/10/27

  • レビュー

    やくざ者が殿様に⁉︎ 人情に厚く、おとこ気あふれる主人公の活躍が最高に気持ちいい! 一気読み必至の痛快時代小説シリーズ「旗本遊俠伝」【書評】

     こんな人が上司だったらいいのに。読み手を惚れ惚れさせる宝城勇之助(ほうじょう・ゆうのすけ)は、旗本でありながら「やくざ者」という、世にも珍しい二足の草鞋を履…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/10/27

  • レビュー

    夢破れ引きこもった元子役を救ったのは便利屋?不器用なアラフォー女子の再起物語【書評】

     夢に破れ、長いあいだ立ち止まってしまった人は、再び歩き出せるのか。『再生のウズメ』(天堂きりん/祥伝社)は、そんな問いに優しく答えてくれる物語だ。  本作の…

    マンガ

    2025/10/27

  • レビュー

    猫ファースト、ここに極まれり!人気YouTuber「にゃんかつ」と11匹の猫との暮らし【書評】

     猫好き必見のコミックエッセイ『にゃんかつ 11匹と2人の暮らし』(ゆきよみ:著、にゃんかつ:監修/KADOKAWA)。にゃんこと共に楽しく暮らす活動を「にゃんかつ」と名付…

    マンガ

    2025/10/26

  • レビュー

    幽体離脱に、AIロボット、人工子宮⁉︎ 直木賞作家・白石一文が「男女の未来」をテーマに描く、奇想天外なエンタメ小説『ファウンテンブルーの魔人たち』【書評】

     幽体離脱に、AIロボット、幽霊、人工子宮、隕石落下、不可解な連続死、地球の根本原理……。一見、突拍子もない掛け合わせに思えるが、それらは思いがけない化学反応を惹…

    文芸・カルチャー

    2025/10/25

  • レビュー

    少女マンガ雑誌100万部時代。女性は少女マンガ家の担当編集者になれなかった――直木賞作家・大島真寿美が描く「あの頃の少女マンガ編集部」【書評】

    『アタックNo.1』や『ベルサイユのばら』など数々の傑作を生み出した『週刊マーガレット』と、名だたる作家の読み切り作品を中心にその才能を引き出してきた『別冊マーガ…

    文芸・カルチャー

    2025/10/25

  • レビュー

    認知症の人が見せる謎行動には理由がある! 理解に近づくヒントを描いた現役介護士の実体験コミックエッセイ【書評】

     コミックエッセイ『認知症の人、その本当の気持ち 意味わからん行動にも理由がある』(たっつん:原作、北川なつ:漫画/KADOKAWA)は、長年介護の現場で働いてきた現役…

    マンガ

    2025/10/25

  • レビュー

    危機管理能力MAXのサラリーマンの家に突如熊がやってきた!? 見た目は猛獣、中身は几帳面な熊とのシュールで愉快な同居生活【書評】

    『くまぐらし』(野田宏:原作、若松卓宏:作画/KADOKAWA)は、リアルすぎる熊との、ちょっぴり危険でハートフルな同居生活を描いたコメディ漫画だ。  主人公は、子ど…

    マンガ

    2025/10/25

  • レビュー

    魔人の世界を放浪するサムライと、彼を保護したい魔獣。『ニンゲンの飼い方』最新刊では追いつ追われつのサバイバル劇が開幕【書評】

     どれだけ交流を重ねた相手とも、100%は分かり合えないのが人間のさがである。そんな、同族同士でも難しい意思疎通を、異種族同士で行おうとしたら一体どうなるのか。 …

    マンガ

    2025/10/24

  • レビュー

    尼崎連続変死事件がモチーフのサスペンス長編。家族同士が殺し合う状況を、他者がどのように作り上げたのか?【書評】

     『家族』(葉真中 顕/文藝春秋)は、実際に起こった大量殺人事件をモチーフにした社会派サスペンス長編である。  体中に痣がある全裸の女性が、交番に助けを求めてき…

    文芸・カルチャー

    2025/10/24

  • レビュー

    「北朝鮮帰還事業」で渡った先に待っていた絶望。歴史を軸に在日朝鮮人の若者たちの熱情と絶望を月村了衛が描く、魂の一冊『地上の楽園』【書評】

     先日行われた石破首相の「戦後80年談話」が話題だ。なぜ日本はあの戦争に突き進んでしまったのか――政治体制や軍部の事情、メディアの立場など多方面を客観的に点検し、…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/10/24

  • レビュー

    長澤まさみ主演・映画『おーい、応為』公開!原作の一つ、杉浦日向子の『百日紅』ってどんな漫画?【書評】

     稀代の浮世絵師・葛飾北斎とその娘・お栄/応為。親子にして師弟という2人の関係を描いた映画『おーい、応為』が2025年10月17日に劇場公開を迎えた。「美人画では父を凌…

    マンガ

    2025/10/24

  • レビュー

    世界一有名なそばかす少女に出会い直す。漫画で読む名作『赤毛のアン』【書評】

     幼少期に一度は手に取ったことがある人も多いであろう、世界的名作『赤毛のアン』。漫画『アン・シャーリー』(モンゴメリ著・村岡花子訳「赤毛のアン」シリーズ(新潮…

    マンガ

    2025/10/24

  • レビュー

    女版“半沢直樹”!? ライバル企業のアイデア盗用、親会社への出向…血気盛んな女性社員が奔走する痛快エナジー小説【書評】

     アドレナリンが噴き出し、思考も手も止まらなくなる。頭の中にあったイメージが実現に向かって進んでいく快感。それを感じた時、心の底から「ああ、この仕事をしていて…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/10/23

  • レビュー

    直木賞作家・小川哲は何を考え、小説を書いているのか。企業秘密を惜しみなく開示する目からウロコの思考術【書評】

     いわゆる「小説の書き方」や「文章術」の指南書を期待すると、肩透かしを食らうかもしれない。本書『言語化するための小説思考』(講談社)は、直木賞作家・小川哲さん…

    小説・エッセイ

    PR 2025/10/23

  • レビュー

    「一流なだけじゃダメ」観光客に“最高の一皿”を提供するため奮闘! 極上グルメ✕お仕事マンガ誕生『星なき世界の案内人』【書評】

     食とは飽くなき探検だ。舌で巡るには、あまりにも世界は広い。若い頃はグルメを気取っていたが、最近になり「私って意外と“食”について知らないことだらけだな」と思う…

    マンガ

    PR 2025/10/23

  • レビュー

    Aぇ! group・正門良規主演ドラマで話題! 10歳年上のお姉さんに10年恋し続けた青年の切ない想い【書評】

     片思いは楽しい、好きな人が近くにいるのは幸せなことだ。だが、全く相手にされないまま長く温め続けてきた片思いはしんどい。報われず、やめることもできないまま、呪…

    マンガ

    2025/10/23

  • レビュー

    作家・雫井脩介、デビュー25周年!大藪春彦賞を受賞、映画化もされた「犯人に告ぐ」シリーズ完結作『犯人に告ぐ4 暗幕の裂け目』【書評】

     ついに完結である。雫井脩介「犯人に告ぐ」シリーズ(双葉社)、第1巻の刊行は2004年。警察やマスコミに煽情的なメッセージを送りつけ、劇場型犯罪を仕掛けてくる連続幼…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/10/22

  • レビュー

    「投資なんて、難しくてムリ…」と諦めている人にこそ読んでほしい!“NISAの入門書”【書評】

     物価の上昇が止まらない日々。お米も高ければ野菜も高い……。お金について悩んでいる人も多いのではないでしょうか。そこで気になるのがお金の運用。興味はあるけれど難…

    暮らし

    2025/10/22

  • レビュー

    圧倒的な筋力と攻撃力で学園生活を無双!最強の男は転生してもやっぱり最強だった話【書評】

     転生漫画が流行する昨今、その主流は「普通の人が最強になる」ストーリーだ。だが『攻撃力極振りの最強魔術師~筋力値9999の大剣士、転生して二度目の人生を歩む~』(…

    マンガ

    2025/10/22

  • レビュー

    町田そのこがホラー? 親友の高校退学を機に禍々しい事件が頻発! 新境地となる青春✕スリラー小説『彼女たちは楽園で遊ぶ』【書評】

    「町田そのこさんがスリラー小説!?」――この本の存在を知った時にそう驚いたのはきっと私だけではないはずだ。町田そのこさんの作品といえば、傷を抱えた女性と虐待され声…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/10/21

  • レビュー

    転生したゲームの悪役令嬢の運命を変えるため奮闘するも失敗…その様子を脳内で見ていた本来の悪役令嬢が覚醒し、華麗な復讐劇を始める!【書評】

     最終巻となる第6巻が2025年6月に発売され、堂々完結となった『悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~』(白梅ナズナ:漫画、まき…

    マンガ

    2025/10/21

  • レビュー

    古内一絵の人気シリーズ「マカン・マラン」最新作。台湾の食文化と歴史背景を通して描かれる、平和への祈り『女王さまの休日-マカン・マラン ボヤージュ』【書評】

    「台湾」という土地に、強い憧れを抱いている。この目で艶やかな景色を眺め、現地の生活に触れたい。そんな希望を抱いたまま、未だ叶わぬ「いつか」を持て余す私の前に、…

    文芸・カルチャー

    2025/10/21

  • レビュー

    他人の目を気にしていることに疲れたあなたへ。いい人卒業への道【書評】

     頼まれごとを反射的に引き受けてしまったり、無理をして期待に応えようとしてしまったり、本当は傷ついているのに笑って流してしまったり……。ひとつひとつは小さなこと…

    マンガ

    2025/10/21

  • レビュー

    全裸の女性の死体が相次いで発見――奥田英朗の傑作犯罪小説『リバー』が待望の文庫化【書評】

     未解決連続殺人を軸とした重厚な人間ドラマを描く犯罪小説『リバー』(奥田英朗/集英社)。圧倒的な筆致で描かれた長編として高く評価された本作が、上・下巻の文庫版と…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/10/20