「凧揚げ(たこあげ)」はかつて何と呼ばれていた?/大人の最強雑学クイズ

暮らし

公開日:2021/8/18

【答え】いかのぼり

【解説】
凧(たこ)は平安時代に中国から日本に伝わったが、鳥の「鳶(とび)」に似せた形から「紙鳶(しえん)」と呼ばれた。その後、遊びとして広まると、これに脚をつけた姿が「いか」に似ていたため、「いかのぼり」と呼ばれるようになる。ところが江戸時代、「いかのぼり」が幕府により禁止されると、江戸っ子が「たこのぼり」といってこれを続けたことから、次第に「たこあげ(凧揚げ)」という呼び名が広まった。

雑学総研

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【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく日々情報収集に取り組む傍ら、テレビ番組とのコラボレーションも行なった。著書は、6万部を超えるロングセラーとなっている『大人の博識雑学1000』や、『人類なら知っておきたい 地球の雑学』(以上、KADOKAWA)ほか多数。