チューインガムは誰が発明した?/大人の最強雑学クイズ

暮らし

公開日:2021/10/1

【答え】古代マヤ人

【解説】
日本には1916(大正5)年に初めて輸入されたチューインガムだが、その起源は4~9世紀頃にメキシコ南部のユカタン半島で栄えたマヤ文明までさかのぼる。マヤの住人たちには、口の中の衛生を保つため、サポディラと呼ばれる巨木から採った樹液を煮詰めた「チクル」を噛む習慣があったが、これがチューインガムのルーツとされる。その後、マヤ文明は衰退したが、チクルを噛む習慣はメキシコ・インディオに受け継がれ、16世紀にスペインがこの地を征服すると、スペイン系移民の間へと広まっていったのである。

雑学総研

advertisement

おすすめの動画はこちら

あわせて読みたい

【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく日々情報収集に取り組む傍ら、テレビ番組とのコラボレーションも行なった。著書は、6万部を超えるロングセラーとなっている『大人の博識雑学1000』や、『人類なら知っておきたい 地球の雑学』(以上、KADOKAWA)ほか多数。