入国を許可してくれたのは、ペンギン皇帝閣下⁉ 隊員たちに発行された、パスポートとは?/ふじと南極の仲間たち(下)

マンガ

公開日:2023/8/31

「南極地域観測隊」その名前は聞いたことがあっても、実際どんなことをしているのか知らない人も多いのではないでしょうか?

 今回ご紹介する『ふじと南極のなかまたち』は、日本初の砕氷艦である南極観測船「ふじ」の物語。昭和40年に出港した「ふじ」には200名以上の乗員がいましたが、その仕事内容はさまざま。南極地域の気象、大気、雪氷、地質、宇宙物理、生物、海洋などの観測を行うために日本が南極に派遣した「南極地域観測隊」。各分野のプロフェッショナルたちが協力して南極に挑みました。感動(?)の出港シーン、犬たちのトイレ問題、群がってくるペンギン……。実話をもとにした南極観測物語をぜひお楽しみください!

 無事南極圏を通過したふじ。それを記念して、艦長の遊び心が炸裂!

※本作品は『ふじと南極のなかまたち』(下)(ふくのうみ/KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました

この作品のイッキ読みはこちら

【30日間無料】Amazonの読み放題をチェック >


ふじと南極のなかまたち(下)

ふじと南極のなかまたち(下)
▲実際の南極圏パスポートがコチラ。ペンギンやショウワギス、
「ふじ」とヘリコプターがあしらわれたデザインでした。

南極圏通過に伴なうもろもろの証明について

南極の支配者ペンギン皇帝閣下の同意と指示により、貴殿に対し下記の通り証明を附与します。

1、貴殿は昭和40年12月29日砕氷艦ふじにより東経43度28分において南極圏を通過しました。
2、貴殿は同圏内に浮遊する氷盤等を含み南極大陸への上陸と居住及び同上空の飛行について名誉と権限を保有します。
3、すべての先住者と諸生物に対する友愛と協調を貴殿の義務に加えます。

▲文面はこんな感じ。優しい世界…

本作品をAmazon(電子)で読む >

本作品をRenta!で読む >

あわせて読みたい