目が離せない犬の未熟児。 数々の山場をのりこえて大きくなったが…／愛犬アミ、世界で一番愛した君へ②

『愛犬アミ、世界で一番愛した君へ』（村上アキ子/文芸社）第2回【全7回】

　飼い主と愛犬の、笑いあり、涙ありの絆を描く。母親が犬のブリーダーにもかかわらず、犬にもその仕事にも関心がなかった。ある日、最高齢の犬が産んだわずか90グラムの超未熟児が、心肺停止となっているのを発見する。懸命の措置を施しなんとか一命をとりとめる中で、気持ちの変化に気づいていく。その子に「友達」を意味する「アミ」と名づけ、世話をしていくうちに愛情が強くなっていき…。新米ブリーダーと愛犬アミの12年の絆を描いたコミックエッセイ『愛犬アミ、世界で一番愛した君へ』をお届けします。