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更新日:2013/12/20

「思わずジャケ買いした一冊」 ベスト5

4月9日(水)に開催されたTwitter読書会#4のテーマは「思わずジャケ買いした一冊」
本屋に立ち寄ると、魅力的なデザインをした本の数々が目に飛び込んでくるはず。そんな中で思わず表紙を見て買ってしまったという本は一体どんなものなのか?Twitter読書会では、自分が惹きこまれてしまった本の表紙の紹介や、その魅力について語り合った。

ここでは、読書会の司会“文学少女ゆりいか”(@yuriikaramo)が、参加者から300タイトル以上挙げられた“ジャケ買い本”の中から、人気のあった装画家による作品をピックアップし、ランキング形式で紹介していく。

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中村佑介

◆ゆりいかのコメント
アジアン・カンフー・ジェネレーションやゲントウキなどといったロックバンドのアルバムジャケットで有名な中村佑介の装画。はじめて森見登美彦の『夜は短し歩けよ乙女』の表紙を見た時に驚きを隠せなかった人も多いはず。森見登美彦関連では、『四畳半神話大系』の表紙やアニメ版のキャラクター原案も手がけている。

◆参加者のツイート:kohaluvook
森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」はジャケ買いだった。中高生の時にアジカン大好きだったから、中村佑介さんの絵も好きになっていた。

代表作:森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』

片山若子

◆ゆりいかのコメント
舞城王太郎『みんな元気。』や、マイクル・コーニイ『ハローサマー、グッドバイ』他、星新一のショートショートなども手がけている片山若子の装画。水彩絵の具を使った透明感あふれるイラストに思わず引きこまれてしまいそう。

◆参加者のツイート:NOKE6666
米澤穂信「春期限定いちごタルト事件」片山若子さんのイラストに一目惚れしました。

代表作:米澤穂信『春期限定いちごタルト事件』

シライシユウコ

◆ゆりいかのコメント
まるでステンドグラスのような色彩が魅力的なシライシユウコの装画。他にも、伊藤計劃『ハーモニー』(単行本版)や、唐辺葉介『ドッペルゲンガーの恋人』、森奈津子『姫百合たちの放課後』なども手がけており、その美しさにすっかり魅入られてしまった人も多いのでは?

◆参加者のツイート:nog_plain
ジャケが目を惹き内容と合っているという点では森田季節『ともだち同盟』のシライシユウコ先生が最高だと思う。刊行時それほど話題にならなかったのはなぜかと。あと森田先生は絵師に恵まれていると思う。

代表作:森田季節『ともだち同盟』

4位 安倍吉俊

◆ゆりいかのコメント
イラストレーターであり、マンガ家であり、アニメ『灰羽連盟』の原作者でもある安倍吉俊による装画。どこか重たく、影のあるタッチが特徴的で、それが作品世界と上手く噛み合っていて、読みなおした後、もう一度表紙を眺めるとまた深く印象に残るはずだ。

◆参加者のツイート:kantoga
滝本竜彦『NHKにようこそ!』 桜坂洋『All You Need Is Kill』 この辺は中身も気になってたけど、やっぱり安倍吉俊さんの表紙が決め手で購入。

代表作:滝本竜彦『NHKにようこそ!』

5位 米倉斉加年

◆ゆりいかのコメント
とにかく一度みたら忘れられない衝撃的な表紙は、俳優で演出家の米倉斉加年のもの。夢野久作の表紙を数多く手がけており、また自著の「おとなになれなかった弟たちに…」が中学国語の教科書に採用されている。その官能的で過激な表紙は日本探偵小説三大奇書とも言われる『ドグラ・マグラ』にこそふさわしいものだろう。

◆参加者のツイート:shikaiu
角川文庫のドグラ・マグラ。いや、あれはレジに持っていくのが恥ずかしい本か。

代表作:夢野久作『ドグラ・マグラ』

Twitter読書会♯4「思わずジャケ買いした一冊」のまとめ
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