朝、寝グセを直さなくても毛先を巻かなくてもいい! “夜の仕込み”でゆるふわヘアに/『しないヘアアレンジ』⑤

健康・美容

公開日:2020/5/5

難しいテクニックや面倒な手順は一切なし! 初心者から支持率No.1の美容師がこっそり使っている、プロの時短ワザ満載のヘアアレンジ。手っ取り早くキレイになれるテクニックの一部をご紹介します!

『しないヘアアレンジ』(工藤由布/サンマーク出版)


クリップどめしてこのままの状態で寝る「夜仕込み」。
朝には手間いらずでニュアンスヘアが手に入る。

 朝はやっぱり時間がないですよね。

 寝グセを直すのも、毛先を巻くのも、できればやりたくない。

 そんなときは夜仕込み。朝は1分でも貴重なのでなるべく夜のうちに仕込んでおきましょう。

 写真のように、クリップで髪をまとめ、そのまま寝ると、朝にはゆるく巻いたようなニュアンスヘアになっています。

 クリップを外すと、毛先が少し曲がってくれて、根元もペタッとせず、ほどよくトップにボリュームがある状態が完成しています。寝ていて毛先が絡まることもないので傷みが気になる方にもオススメです。これでスタイリング剤をつけて束ねるだけでひとくせポニーができます。


ねじりながら持ち上げる

毛先をすべてきつくねじりながら持ち上げる。


POINT
洗い流さないトリートメントをつけてから下ごしらえをすると、よりクセがつきやすい◎

トップで毛束を折りたたむ

ねじった根元がゆるまないように手で押さえ、毛先が曲がるように折りたたむ。


POINT
毛先を曲げておくことで、朝には自然と毛先にニュアンスカールがつく。

クリップではさむ

クリップを開き、先に片側から持ち上げるようにしてはさむ(③)。次にもう片方のハチ上の髪を持ち上げながらクリップに入れ込みはさむ(④)。



クリップを固定する

自分が寝るときに邪魔にならない位置にクリップがくるようにして。


<第6回に続く>