学校で使う国語や算数の教科書。正式な名前があるって知ってた?/まだある‼ アレにもコレにも! モノのなまえ事典⑤

暮らし

公開日:2021/3/28

まだある‼ アレにもコレにも! モノのなまえ事典

 みんなが学校で使っている教科書。正式には法律で「教科用図書」というんだ。でも、それだとちょっと長いなまえなので、みんな「教科書」って呼んでいるんだ。

 1872(明治5)年に小学校や中学校の制度ができた。最初は学校によっていろんな本を授業で使っていたけれど、1886(明治19)年に、民間で作った本を国が検定(審査)して、合格した本を教科書として使うことが決まったんだ。

 その後、1903(明治36)年から1945(昭和20)年まで、国が教科書を作っていたけど、今はまた民間で作って国が検定した教科書を使っているよ。

<第7回に続く>