年間600杯を食す、SUSURU直伝! ラーメンのお作法⑪蒙古タンメン中本以外にもある! 3つの激辛ラーメンの魅力

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更新日:2021/4/15

SUSURU

 ずる~ずる! どうも、SUSURUで~す!

 1年365日「毎日ラーメン健康生活」のYouTuber・SUSURUです。ここ数年で、激辛系ラーメンのお店を都内でもたくさん見かけるようになりました。近ごろは、辛さだけではなく山椒の効いた“シビレ”系も人気で、だいぶ浸透してきた印象もあります。そこで今回は、東京とその近郊でおすすめの激辛系ラーメン店やその魅力を紹介していきます!

エスニック系の「カラシビ味噌らー麺」

 神田に本店がある「カラシビ味噌らー麺 鬼金棒(きかんぼう)」は、行列の絶えない人気店です。池袋や海外にも支店があります。

 店名の「カラシビ」からも分かるとおり、ここのラーメンは、唐辛子の辛さに加えて山椒のシビレが決め手。どちらも増せるので、とにかく刺激が欲しい人にうってつけです。

 肝心の味噌ラーメン自体も絶品で、たくさんの人が並んでいるのも納得。間違いなく、ここでしか味わえないと思わせてくれる1杯です。僕のお気に入りは、角煮増しで味玉付きの「特製カラシビ味噌らー麺」です。他のお客さんをみるとトッピングのパクチーをこんもりのせていたりと、若い人にも人気のエスニック系ラーメンです。

川崎市のソウルフード「ニュータンタンメン」

 神奈川県を中心に店舗を構える「元祖ニュータンタンメン本舗」も、激辛系の人気店。僕が初めて足を運んだのは、川崎市の武蔵新城駅付近にあるお店でした。

 店名にある「ニュータンタンメン」は、元々、川崎市のソウルフードと呼ばれていたそう。一般的な坦々麺とちがい、辛いスープにふわっふわの溶き卵を混ぜているのが特徴です。

 お店でいつも頼むのは、王道メニューの「ニュータンタンメン」。大辛にして、ライスも注文します。最近ではコンビニのカップ麺としても楽しめるので、ぜひ試してみてほしいです。

おなじみの「辛辛魚」はズバリ“うま辛”

 今や、カップ麺でおなじみの「辛辛魚」も、激辛系を語るなら欠かせないラーメンです。元々は、石神井に本店を持つ「麺処 井の庄」の看板メニューでした。

 ここの一杯はズバリ「うま辛」の一言。ベースの魚介豚骨スープがしっかりしていて、辛みはありつつうまみもきっちり味わえるのが特徴です。お店の方がスープは濃い印象ですが、カップ麺でもその味わいは再現されています。

 ちなみに、僕が初めてお店へ行ったのは、YouTubeチャンネルを立ち上げてすぐでした。視聴者の方から「辛辛魚をぜひ食べに行って!」とお願いされたのですが、唐辛子がこんもり盛られたビジュアルに驚がく。当時は、辛さに慣れておらず、卓上の大根おろしで辛さを誤魔化しながらヒーヒー言っていた思い出があります(笑)。

無性に「激辛を食べたい!」という衝動に駆られる

 先ほどの「辛辛魚」でもポロっとつぶやきましたが、実は、元々は辛い食べ物は苦手でした。何せ、今や日常的に食べまくっている蒙古タンメンですら、ヒーヒー言うほどでしたから(笑)。

 いうまでもなく、鍛えてくれたのは自分のチャンネルです。常に食べたいわけではないけど、どうしても無性に「激辛を食べたい!」という衝動に駆られるようになったほどです(笑)。

 激辛系ラーメンは、辛さとは対照的に麺自体の甘さを味わえるのも魅力です。得手不得手もあるかと思いますが、辛さの逃げ場として、一緒にライスなどを注文するのもアリ。生卵や温泉卵、背脂やバターなど、お店ごとに辛さをマイルドにしてくれるトッピングが置かれているので、無理なくほどほどに挑戦してみてほしいです!

<第12回につづく>

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SUSURU●毎日ラーメンをすする動画をYouTubeにアップするラーメンYouTuber。ラーメンとゲーセンが好き。
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