自尊心が低すぎて、何もかもかもうまくいかない。どうしたらいいの?/夜の公園で、猫に人生を相談してみた③

文芸・カルチャー

公開日:2021/8/12

夜の公園で、猫に人生を相談してみた (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

著:
翻訳:
出版社:
ハーパーコリンズ・ジャパン
発売日:

ウルニャンイ・著、吉川南・翻訳の書籍『夜の公園で、猫に人生を相談してみた』から厳選して全4回連載でお届けします。今回は第3回です。なぜかいつも満たされない、恋も仕事もうまくいかない、いいことなんて全然ない…そんなモヤモヤに、9回生きた猫がそっと耳を傾けてくれます。韓国発の、今を大切にしたくなるイラストエッセイ。

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夜の公園で、猫に人生を相談してみた
『夜の公園で、猫に人生を相談してみた』(ウルニャンイ:著、吉川南:翻訳/ハーパーコリンズ・ジャパン)

揺らがないで

「自尊心が低すぎて、仕事も恋愛もうまくいかないんだ。
劣等感が強いから、いつも他人の視線にびくびくして、
毎日が憂鬱でたまらない。
この自尊心の低さ、どうしたらいいの?」

「自尊心を高めるのは簡単じゃないよ。
でも、これだけは絶対に忘れないで。
他人と比べないこと。
他人の言葉に揺らがないこと。
自分に与えられた状況を、ありのままに見ること。
自分の選択を信じること。
自分は自分。それを胸に刻むこと」

夜の公園で、猫に人生を相談してみた

(5度目の生 今日から私は自分を信じる)

「私の人生、いつになったら輝けるのかな?
他のみんなはキラキラしているのに」

「夜空を見上げると、はじめは月しか見えないよね。
そして、しばらくすると星がいくつか目に入ってきて
さらに続けて見ていると
思っていたよりも多くの星が
またたいているのが見えるはず。
僕たちはみな、その星たちと同じだよ。

きみには自分の光が見えないけど
誰かからはそれが見えているんだ。
きみも他の人から見たらきっと輝いているよ」

夜の公園で、猫に人生を相談してみた

(5度目の生 今日から私は自分を信じる)

冗談

「ただ冗談で言っただけなのに、
傷ついたって顔をして
もう二度と会いたくないって言うんだ。
ちょっと神経質じゃない?」

「相手に冗談として受け取られなかったら
それはもう冗談じゃなくて、失礼にあたる。
言葉にはいつも慎重になるべきだよ。
それぞれ違う人生を歩んできて、基準も違うから。
自分にはなんでもないことが、
他の誰かには大ごとになるかもしれない。
生きていれば誰でも口が滑ることはあるよ。
そしたら、謝って、直せばいい。

でも、もしきみがよく“冗談なのに”と
言っているようなら、
それは相手が神経質だからじゃない
と思ったほうがいい」

夜の公園で、猫に人生を相談してみた

(6度目の生 いい人にだけいい人)

ケーキの上のチェリー

長所しかない人はいない。
ケーキの上のチェリーだけを食べるみたいに
長所だけを目当てに近づいてきて
長所だけを取っていこうとする人には
うんざりしてしまう。
相手の欠点も理解して、
ときには見ないふりをして
そばにいてあげてこそ、
信頼が生まれ、関係が深まるんだ。

夜の公園で、猫に人生を相談してみた

(6度目の生 いい人にだけいい人)

<第4回に続く>

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夜の公園で、猫に人生を相談してみた (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

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翻訳:
出版社:
ハーパーコリンズ・ジャパン
発売日:
ISBN:
9784596011374