眼鏡の「鼻あて」は日本人が発明した?/大人の博識雑学クイズ

暮らし

公開日:2021/11/16

【答え】〇

【ポイント】
眼鏡を日本に伝えたのは、16世紀ヨーロッパの宣教師、または商人だったといわれている。フランシスコ・ザビエルが、周防(現在の山口県東部)の戦国大名だった大内義隆に献上したのが最初という説もある。当時日本に伝わった眼鏡は、フレームの両側に穴を開け、紐を通して耳にかけるタイプのものだった。だが、そのままだと鼻のつけ根が低い日本人には、まつ毛とレンズが接触して使い勝手が悪い。そこで考え出されたのが、現在の眼鏡のフレームについている一対の「鼻あて」。これによって、眼鏡のレンズは顔のちょうどいい位置に固定されるようになった。この鼻あてが、今では世界中の眼鏡に用いられるようになっているのである。

雑学総研

advertisement

『大人の博識雑学1000』おすすめの動画はこちら

あわせて読みたい

【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく、日々情報収集に取り組んでいる。著書に『誰も書かなかった 日本史「その後」の謎』『誰も書かなかった 世界史「その後」の謎』『雑学大王 日本史編』(以上、中経の文庫)がある。